2016年6月11日土曜日

(同人活動とボカロオリジナル曲を混同して) 勘違いされているようですが

 楽曲は二次的著作物ではないですよ。あえて例を交えて解説することはないけれども、もう何度もいっていたはずです。素人すぎる。

 ただ(やはり例を交えると)、まさか「初音ミクの二次創作としての誰々の曲」、を想定していたりしないでしょうね。そういうものは、存在しないのです。むしろ争点はキャラクター性と商標にかかるのです。楽曲に関する限り(分業を除いて)全ての著作権はその曲の作者にあります。わかる人にはわかるでしょう、それは、革命でした。わからない人には相変わらずわからないけれども。それを、場合により貸与しています。だからこそ、公式にときには突撃できるのだよ。しないけどね!仲良しだから。

 大丈夫、クリプトンさんに昔販促のために無断使用されたの黙認した分、元取るためにこっそりwatさんからネタパクってるから、その辺り細かい文句いわないです。大丈夫です。

 どうも漫画などの二次創作と同様に扱いたい筋があるけれども、それはそれ、これはこれ。ボカロ曲というものはすでに従来的カスラック対策を思想的に施してあります。オリジナル曲であれば、「MIDI狩り」にあわない、という先人の知恵の結晶です。アニメの「カバー曲」や、これが最近緩いのであれば、もっと極端なところそのスマップのカバー曲を、同人で頒布はできない、というイメージならば、その同人創作の方とも共有できるところでしょう。ですから、「オリジナル曲」は余程のことがない限り(例えばキャラクターのイメージを損ねる歌詞を、商標権が他にあるキャラクターに歌わせていたりしない限り)誰にも完全には消すことはできません。その範囲をそのまま「オリジナル曲」の定義と言い換えることができますし、そうすると市場で交換可能な財が発生するのです。楽曲に関しては、そういった対策を初期から考えて、徐々にオリジナル性へと移行していったのです。比較的とりつき易いカバー曲(カラオケに層が近いのでは)がやりにくくなる、という痛みも伴いました。つまり、グレーではなく、白なのです。

 これ以上はコンサル料いただきますので。というかね。夢のない話をすると、私なんか不景気とか健康上の理由で社会からあぶれただけであって、皆さんとは能力的に違うところにいると感じます。雇う相手を間違っている。抽象的な話がないと、怖いでしょう?でも、私も善人ではないから、これ以上タダで相手はしていられないですよ。

 初音ミク、のように、商標がよくブランディングされている場合に限り、商標を持つ会社と持ち合いが成立するから、誰かがやっているように「他のキャラクターにすげ替える」とか、面倒なことをしなくても構わないのです。理由は、メリットがあるから。ただ、リン・レンは、そこまでブランディングのメリットを享受しているように感じたことは無いです。今後に期待(というかそれだけ改善の余地や相互にメリットを得られる可能性が、各セクタごとにある、とも)。もう少し言い換えをすると、キャラクターを使って(こそ)「みんな」楽しい、それぞれ意見を持っていて対等に話し合える、という発想で間違いなさそうなものですが、はてさて。

 すげえな。なんでも無料で手に入るね。以下蛇足なのだけれども。もう少し踏み入って例を挙げると、楽曲やコンテンツの素晴らしさだけを追求したいのであれば、完全オリジナルで個別にそのジャニーズやAKBと闘うしかないのです。強いボカロP、ニーチェ先生!けれども、スピーカーから出る音や、これはできるけれどもあれはできないとかそういう自分のできる範囲、そして鏡を良く見て相談したほうがいいですよね。ちなみに、地盤看板カバンのない人が、政党なし助成金なしで立候補するタイプの戦いを見たことがありますけれども、先祖代々の土地を売るとか苦しい戦いで、みんな嫌な空気になってしまう。そうでなければカネを配って公職選挙法に触れて逮捕されるとか。いいじゃないですか、松下政経塾で。そも、AKBやジャニーズに入っているからこそ、タレントはその資産である事務所の(化体された)共有財を用いることができるのでは。ただそのためには、知的財産権の理解は最低限持つなり、任せるなりしていただきたいですね。たまたま同人即売会にネタ提供しただけでしょ。まあなんでもいいけれども、死ぬまで勘違いしてそのまま死んで欲しいですね。ディズニーランド行かないのにコミケ行くの?なんか、よくわからんね。フジロッカーかよ。世の中には理解のできないものが多い。