2016年9月30日金曜日

ドライブ! Drive Me Flat ~逆に翻訳と注釈をしてみる


  マジで08年正月にあれを出した後、しばらく1月から6月くらいまで、途中merakiaさんにながーい解釈をそのまま渡しつつ(それをすべて動画に取り入れて)、おやつPはこれにかかりきりでした。仕事クソ忙しかったのにこの分量と質は、なんだろうな。

 今歌詞を読んでみても、これはとても長く、皮肉たっぷりの歌詞に、リン・レン別の大量のセリフを動画で完全に振り分けているという、実は批判に皮肉を重ね黒いリズムにかけてラップした「大問題作」です。

 最初の「ドライブ!」という囁き声はぶっちぎりPさんに教えていただいた技術を活用しております。全リン・レン曲の中でも明瞭に「聞き取れる」クオリティで曲を作っているにもかかわらず「何言っているかわからない」という見当違いな批判には、聞き取れるまで何度も微細な修正を何度も何度もやって「聞き取れる」状態にしてGOして徹底「批判」しています。これが最大の批判です。

 これで聞き取れないなら、お手持ちの再生機器が故障しているか、耳か頭が悪いから、医者行くべきですね。

L:やあ、レンだよ!  
R:What are you doing? 
(テメエここで何してんだ?)
L:へっ、ほっ!!
R:This city 
(実はシカゴのcommon(シカゴ市)のオマージュ)
L:な~んかさぁ、こう…
R:Baby, Yo
L:マジでぇ、こう…
R:Yo Yo 
(お前だよお前!)
L:あれ、権利者が来たみたいだ じゃ、あーばよっ!
(権利者=著作権持ってる人)
R:C'mon!
(おら来いよ!)

天気も陽気もいいから 思い切ってドライブに出かけてみようかな
無免許だけど
(無免許:前作『俺の』からの引用)
ちょっとおやつをくれって 可愛くおねだりしたらおやつをくれたよ
ああ、あいつ? 平らにしちゃった♪ 
(あいつ=ボカロP)

歌うの疲れちゃったから 伝説の「秘湯」までドライブ
基本非公開だけど
(同人の人が作っていた非公開コミュで疑惑の「下呂温泉」に対する批判)
自慢の「黄色い愛車」は 工事現場からタダで貰ってきたんだ
盗んでなんてないから(笑)
(多分盗んできた、割と盗難してる可能性ある? 笑)


日本平のトンネル 出口はまだ見えないけど
トンネル抜けたころには 僕ら何か変えることできるかな
(日本平には動物園はあるけれどもトンネルはない。これは日本坂トンネルの誤り)




R:C'mon!
L:英語とかマジで凄くね?
(英語ライブラリが出てから別の曲で8年またいでこれを伏線にしました
R:Yo
R:この野郎Yo!!
L:えっ、今日本語、日本語だったよ!?
R:うるせぇYo!!

ストップ!
その道はフェイクさ さっき偽者が拾った標識付けてた
拾ってんなよ…
(ヒロ=『ハジメテノオト』の作曲者の「偽物」



標識守らず進めば 今度は閉鎖の看板たてられていたよ
拾ってんのが流行ってんのかよ…
(はつねぎ騒動への皮肉。この頃から同人嫌いだったので、ひたすら同人への疎外感や同人の村社会にボカロがとられてしまう状況を批判してるのですね)


嫌なことは全部「水に流されました」で解決するけど
って解決してねぇ!
(ド○ンゴ、DMPへの批判)


本当に嫌なことは全部「下呂温泉」でお湯に流してやるんだ
なんにも解決してねぇ!
(下呂温泉は岐阜にあります)


大人はみんな汚い! ちり紙でお尻も拭かないんだ
(大人=ここまでで暗に批判してきた栗・同人・ドワ・その他実績もなく口先だけ達者な人たち。誰とはいわずピアプロで「騒動」起こしていたカネ欲しそうな「大人」を横目にして口が悪くなったけれども、ここは後からmerakiaさんに「汚いものなんてないですよ」と諭されました)




けれど僕らはまだ子供だから 何をやっても多分許される

日本平のトンネル 出口はもうすぐそこさ 
(CGMの出口=同人と違うところでのマネタイズの模索)
けれど岐阜への旅はまだ続く 長く険しい道はまだ続く…

L:公俗良序はちゃんと守るし
(公序良俗の誤り。結果的に公序良俗を守ってないじゃないかー(棒))
R:法定速度もきちんと守るぜ?
L:まあ14だから無免許だけど
R:人間じゃないし
LR:大丈夫だぜ!
L:FakeでCheatでCheepなBeat
R:DopeなSongに乗せて運ぶぜ
L:マジDQNじゃないぜ?
R:ちょいワルだぜ?
(同時期に活躍されていたちょいワルPさんへのオマージュも若干あり)
L:マジでDQNじゃないぜ?
R:だからDQNだぜ
L:浜松生まれ
R:札幌育ち
LR:道産子?
L:黄色!
R:愛車に
LR:爆弾
(どんな曲でも自由に消せる爆弾です、こええ)
L:今放て
LR:巣立て
L:黄色い愛車でほら
(この時点で「今更」といわれていたロードローラーをモチーフにしたのは理由があります。「今更」とか一部のノイジーマイノリティにいわれていたからです。ゆえに、ごり押しします。生活のかかっている同人エロ漫画家の一部に(性器に挿入できないという理由で)評判が悪かったこともゴリ押しする一因になりました。だから、この当時から「あえて」このモチーフになっています)
R:ほら
L:ほら
R:カスも残らず
(カスってもちろんあの東大法学部のトンチキ教授が理事やってるあのカス)
LR:整地してやんよ 
(ここは、途中はわざとかわいくしておいて、一部いきなり本格的にラップを作って「おっ!」といわせたかったのです。ボカロだから、みたいな言い訳を叩き潰したかったの)
R:ねえほら怖くないよ
L:カワイイでしょ!!
LR:ねえほらおやつよこせ!
R:マジ
LR:よこせ!
L:歌ってほしい?
R:だが断るッ!
L:足んねぇよ!
R:こんな量じゃ
LR:歌わねぇよ!
R:ほら
L:ほら
(この裏で、なんでも消してしまうクリプトンさんの姿勢を「クリプトボムでボンボンボンボン」「邪魔する奴はボンボンボンボン」と皮肉っている)

俺とおまえで「やらまいか」 全部平らにして「やらまいか」
(やらまいか:浜松の精神)
アクトタワーも全部ぺっちゃんこ! 後で「帰ってくんな」といわれた
(アクトタワー:浜松の有名なビル)


日本平のトンネル 出口はもうすぐそこさ
けれど岐阜への旅はまだ続く 長く険しい道はまだ続く…

L:ねぇ、実はまだ東京にいるんだ 
(全否定。嘘ついてる?)
R:ん?そのおやつ、どこで拾ってきたの?
L:迷子のお兄さんに貰ったんだ
(じゃがりこPさんへのオマージュ)
R:よこせ
L:やだ
R:よこせ
L:やだ
R:よこせよ
L:やだよ
R:よこせって
L:やだやだ
R:よこせ
L:やだ

 解釈は自由で、いろいろあってそれぞれ正解だと私は思いますが、発信した時点ではこういう形でかなりソリッドに考えていました。 あとまあ面白いからいいや、みたいな。

 今、この当時と考えが変わったかと問われると、変わったところもあり、そのままのところもあります、としかいえないのですが。もしかすると、ほとんどそのまま、かも、しれないですよ。 まあでも他人を批判する権利はもうないけれども。

 滑舌よく聞き取りやすいという思想的背景は「うるさい、黙れ!」「お前が下手なだけだろ」だけれども、技術的背景は、もちろんカバーが中心であった中で、そういった調教の苦労を重ねられてきたカバーPさんたちのような偉大な先達へのリスペクトでもあります。

 この頃からスネアに迷いがあります。周りに合わせて高域の処理をするようにしつつ音圧も上げたときに最適なスネアとは何か、で結構迷いが出ています。それを除いても、よくできたと思います。MP3でどうぞ!よくできてるというか結構修正はかけるのですが、このバージョンはスネア落ち着いてるなあ。どうやったんだっけ 笑

 ここまで皮肉を出して、それが翻訳されたり解釈・転載されたり、議論されたりという英語圏のファンサブの動きに感動したりとか、そういうもっと建設的な方にたくさん書きたいことがあるけれども、面白かったし、権利に緩い我々(というようにお願いして回っていた)でよかったと。そんな感じです。

 もう明日は10月ですね。月日が流れるのは早い。

2016年9月29日木曜日

いろいろな国のいろいろな音楽を聴こうという話

 私は、J-POPではスネアが出ていない、だから商品未満だ、と毎回いいます。いうからには自分の曲は絶対そんな風にはしないのです。音に関しては。

 Mary J Blige さんです。キックも出ていますが、しっかりスネアもでています。かっちりした音です。



 そして、Urban Mysticさん。シュガー!リミックス主体の曲であることに気が付いたでしょうか。スネアとキックが別だからこそこの音が出ます。よく邪推する人がいるけれども、カネかけたとか、いいスタジオで録音した、とか、それだけではないのです。

 

 ローズの重い感じが素敵です。

 どう説明したらいいか悩みますが、専門的な話をしても理解できないのでやめます。出来上がったトラック(曲)のBPMがあっていたら、と、ここまで専門的ですが、さらに職人的になるところで、専門的にやってあれば、上からキックとスネアを好みの音で重ねることができる、ということです。音の質感を決める重要な要素です。


2016年9月28日水曜日

聞き直す楽しみがあるという話

 音のいいオーディオを手にすると、昔聴いたものをもう一度聞きたくなります。そして、そこで発見があるとうれしいですよね。

 たとえば、この曲では35秒から左手に雨音が聞こえます。普通の環境で聴くと、ストリングスの音と被って消えてしまうのですが、音のいいセットで聴くと聞こえます。


 これはまだアマゾンでアルバムごとCDで買えます(ジャケは動画と違います)。CD音源ではもっとクリアですが、細かすぎて伝わらない凝り方だと思います。だから、圧縮するとマスキング効果で普通は消える、情報量を減らすために捨象されるのです。

 業界によっては考え方で、特に作家系は「そんなもん誰も聞かない!」と切り捨てるところですが、この曲には随所にこうしたこだわりがあり、時折それを耳にできます。

 上はかなりマニア向けですが、他にも、宇多田ヒカルさんの First Love なども、オーディオ系ではお馴染みになります。


 歌唱を楽しみたい、というときには、この曲を聴くと隅々まで楽しめると思います。多少歌詞に共感してブルーになったりして?なにより歌唱の中高域のこの、のどの絞った感じがいやはや凄いです。J-POP界の神。

 二次元まだ個人的に探り足りないので、きっと探したら面白いものがあると思います。 なにかあったら教えてください。

2016年9月27日火曜日

SONY V88ES は超高音質のアンプだったという話



届きました、Sony, V88ES です。素晴らしい音がします。その界隈で有名な、かないまるさんという方の手によるAVアンプです。届いて聴いてこの音質にびっくり。いやあ、すごいわあ。

 ネット上ではその形から「ガンダム」ともあだ名されています。

 ただし、お約束です。でも中古で(ジャンクではないのです)買ったので例の中古品保証書もついているのに、この故障状況は.. いや私は文句いわないけれどもいいのかこれ。

 まあでもそれくらい自分でやります。



 97年冬製です。それなりに経年の劣化はあります。

 状況は、まず、前面パネルのタッチセンサー操作ボタンの汚れにより操作不能になる接触不良がありました。次に、電動ドアの開閉不良。また、リレーの汚れによる接触不良によって左右のどちらかのスピーカーから音が出ない場合がある故障もありました。加えて、A, B選択したときのBが出ない。はい、いつもの作業ですね。

 タッチパネルの操作不良は、フロントをすべて外しての作業でした。接点復活剤で復活しました。これ厄介で、フロントの電動ドアもすべて分解しないと、タッチパネルの入ったスイッチ回路に手が届きませんでした。分解・清掃しました。

 そのうえで、電動ドアもギア・部品総点検して、きっちり組みなおしました。すると動きました。やったぜ。

 リレーは、ネットでパワーアンプに改造された方で書かれている方がおられましたが、バックパネルのねじをすべて外し(かなり数が多い)、さらにリレーをコテではずして、酸化した接点を確認の後、掃除して、ここから逆にして、コテで半田して、また外したネジを今度はひたすら締める、という作業です。A, B, スピーカー左右センターリア確認して終了。ふぅー。


 すべて修理しました。私、文系なので、こういうの得意分野ではないのです。こんな時間になってしまった。このように、時間がかかるので、ちゃんと製品の新品を買うべきです。ただし、値段は、破格でした。

 ウェブサイトを見ていると、SN比がカタログスペックでマイナス86dbと、かなり悪く書かれていますが、これも実際には全く問題にならないどころか、マイナス100db程度のものと思います。ヘッドホン出力の方も、適切に調整してあります。スピーカー通す分にはギャングエラーもなし。うれしいですね。

 ただ、この時期のソニーのアンプ全般にいえるのですが、(といってもインピーダンス整合の問題は無くて、900STで聞いたときに)無音時でも「ブーン」というトランスからのハムノイズが乗っています。そして、飛来するノイズに弱いです。外部のクリーン電源やケーブルを変えたいという欲は、このあたりから出てくるのではないでしょうかね。新製品買った方がいいです。まああと、普通のヘッドホンなら問題ないはずです。

 ちなみに新古品だったジオン公国軍.. ONKYOの tx-ds989 では、外部から飛来するノイズもハムノイズもすべてシャットアウトしてこようとするので、これもこれですごいです。ノイズ自体が乗らないけれども、近くで工事したりしていてどうしても入ってしまう強いノイズの飛来時に、普通はジー、ジージージー(以下連鎖)ってくるのを、ジジj, プt ....。と。ノイズ対策もいろいろあるのですね。

 さて、そして下はV88ESのふとっちょ電解コンデンサです。




 Sonyの後継製品ではフィードバックによってトランスからくるブーンというノイズを打ち消していますが、V88ESでも周辺機器のフェーダーやヘッドホンアンプ的なものなどを通して使えば、ヘッドホンを使った静粛な環境でも楽しむことができます。こちらの記事をどうぞ。

2016年9月26日月曜日

さて来月のテーマは?10月篇

 秋も深まりましたね!名誉会長です。

 前回は、このタイトルの記事が3桁ヒットしていて、個人的に頭を抱える限りでございます。仲良くできましたか?できていたかな。

  さて、来月のテーマは!(考えていないとはいっていない)

 ガラガラガラガラーシャンシャン!ちんちんちんちん!

 ..テーマは!

 そんな私ですが、 リバーブを作るためにSONYのAVアンプを改造してしまったため、もう一台保全できるアンプ欲しいなって。で、買い物しました。なにがくるでしょう!乞うご期待。網走からくるよ。え?もう一台あったって?犠牲になったのだ。

 MDもないんだよなあ、欲しい。

 ああじゃあ、テーマは、「勉強して、音楽も聴こう」で。

Mellow Goldの時代がやってくる

 ベック・ハンセンのアルバム「Mellow Gold」は、米国の流動化した雇用の下での「負け組」について散々こき下ろしている労働者の曲という側面もあります。

 「俺はこのホテルで生まれてシンクに沈んだ皿を洗い続けてる。雑誌にサイダー飲み放題、深く考えちゃいけない」みたいな歌詞に、最近では私は日本人ながらも究極のやるせなさを覚えます。

 わが国の場合にはサイダー飲み放題とかそういうルーズさがないからさらにヤバいのです。

 いずれにせよ the golden age です。

2016年9月23日金曜日

ソーシャルでは調べたい概念に行きつかないという話

 検索エンジンの前で自分がフリーズしてしまうことが増えました。それは、何を検索すればいいのか分からないからではありません。答えがないからです。これは、特にソーシャルにおいては顕著です。

 たとえば、「平方完成」を調べたいと思います。そのとき、期待する答えは、おそらく式変形によって平方完成が証明されたその過程でしょう。

 ところが。「平方完成マジわかんなーい」とか「平方完成もできないなんて恥ずかしい」とか。あるいは、どこかの講師の名言ボットが「平方完成できなければ卒業できない」と発破をかけていたり。

 さて、何を調べたかったでしょうか。先に述べた通り、平方完成の式変形による証明です。

 Wikipediaを調べても、必要な情報はやはり出てきません。

 ときに、「ネットなんか使うから!」とおっしゃるかもしれません。では本を買えば詳細が分かりやすく解説されているか、というと、これもなんだか意味不明な数学者の解説がついていたりして、レイアウトの難もあり非常に苛立たしいものしかない。

 詳解教科書と銘打っているのに、大幅に過程を省いている愚かなものもある。うーむ。

 こうやって世の中、知ったかぶりと過剰な自己顕示で成立しているのだなあ、ということが「平方完成」を通して理解できます。しかしそれは、既知の事実ではあるが、欲しい情報ではない。 

 

30Hzを気にする名古屋人

 国内で30Hzの処理が最もうまく、気を使っているのは、西野カナさんの楽曲です。

 多分、30Hzに向けて「ありがとうきみがいてくれてほんとよかったよ!」って言葉をかけ続けると解決すると思う。多分。

2016年9月20日火曜日

"Vocaloanthems" ええどすえ

 半分宣伝?

 自分の曲大好き人間だから、"Vocaloanthems" を聞きまくっていたのですが、ディスクに傷がついて再生しなくなったのでした。そろそろもう一枚買えってことかな。

 とりあえずつなぎとして、Rに焼こうということにして、PCに無理やり取り込みました。ディスクそのまま丸々コピーするやつでは、傷から入るエラーまで完コピでいろいろ優秀すぎてダメだったので、一度waveにしてから焼きました。

 ぶっちゃけ最近、こういう流れ多いんだけど、最低でも2時間かかってコスパ悪いので、新品買った方がいいと毎回思う。CD人よりはたくさん買っているので、こういうことはよくあります。とりあえず傷で読み取り不能だった部分は解決したけれども、変換を経ているのは音質にどう影響するのか、とか、いろいろ考えているとイライラするから、やっぱり買った方がいいですね。

 自分の曲の話ではないのですが、Tr. 6 人柱アリス→ Tr. 7 コンチータ→Tr. 8 ひとりかくれんぼ→さらにTr.9 時忘人という流れが神がかっていて、旧クエイクさんのI田さんよくこれ並べたなあ、などと。そのあともびっくり、自然なつながり。daishiさんによるマスタリングがよどみ一点もないクリアなつなぎでまたすごいです、お持ちの方はぜひ。すごいんですよこれ。

 『絵本「人柱アリス」』、素朴(ちょっと強引?)な発想が恣意的に深く掘り下げられていて、こういうの好きなんですよね。間の使い方とかすごい。ある意味では、watさんたちが余計なこと(?)をいうとみんな喜んで反応するという。

 自分の曲聴けよって話ですが。

 おかげさまで拙ブログ、たくさん回覧していただいているようです。3万PVになりました。大したことを書くこともできておりませんが、いつもありがとうございます。気楽に気兼ねなくチェックしていただけたら嬉しいです。なにをチェックするというのだ。

 スロバキアからようこそ。スロバキアは暇だと聞くので、暇人認定されたのかな。

2016年9月19日月曜日

消化試合としての人生

 For me, life is yet in dead rubber. 「消化試合」って語彙は難しいですね。

 昔よくいっていた話ですが、私の場合人生的にも20代前半以降は「消化試合」であって、もうなんか結果はわかっているのです。周りは理解できないみたいでしたが、私はずっと消化試合だと申し上げて参りました。わたしは、ですよ。

 でも、いろいろな場所に、消化試合ではない成長株の人もいます。羨ましいですね。頑張れ、ってあまりいい表現ではないかもしれないけれども、頑張って欲しいものです。

 私は、もう残りの人生は消化試合です。消化試合を他人に押し付ける気はないのですが、あくまで私はもう消化試合なりの試合をしていこうと思うのでした。

 どこかでサプライズはあるかもね。

 静岡、秋雨がすごいなあ。 空気も日に日に張りつめてきて、今年は冬を越せるだろうか。老人に感謝して 笑

 ちなみに、敬老の日は Respect for the Aged Day ですって Today, in Japan, you should show a spirit of respect for old age (elderly people).

 少年よ、英作文に困ったら迷わず和英辞典を引け。
 
 和文英訳や英作文は、読解や構文、それに文法といった基礎的なことを終えてから取り組むと効果があるといわれています。英会話なども、実際にはそうなのだろうけれども。

 さて私は、英作文につまって文法問題をやって、サクサク頭に入って作文をやるとよくまた頭に入るといううれしい相乗効果がはじまっています。このまま口から出てくる語彙を余裕持って増やしたいところ。

2016年9月17日土曜日

誰かが変わるとみんなが変わる、という話

 私が、最近でいうところの「ヘイト」を溜めないで、のらりくらりとしていると、全然関係ない人がヘイトを溜め込んでいたり、主語のないネガティブな発言をはじめたりするので、わりとこれで自分が、通気口か防爆弁として機能していたのかなと。

 なんにせよ、もっと気楽に考える方が向いている人は多いように感じられます。私に何か問題があるなら改善をしらっとするでしょうし、何か不満が世間にあれば、辛いことがあるなら、仮想敵にもなるし、話も聞きますが。

 ただ、瑣末な要素ながら、何らかのバランスが変わると、いろいろな場所で、いろいろな人が、理由も様々ですが、おやおや?大丈夫?というように変わってきて、新しい干渉や衝突もあるかもしれない。私自身も、です。

 昔とても偉い、動画を作る達人が、汚い物なんてないのですよ、って私を諭してくれました。だから今は、全てのものはかがやいていますね。とにかく、みんな勝手にやったらいい。私は、あいかわらず舌禍にならないよう、少し気をつけますが。

 特に自分の場合、他人の心に入り込む「心理的過干渉」は(なんせ参与観察です!ので)やりがち、というのはありますね。

 もちろん、よい変化だけではないでしょう。とはいえ、今もそうですが、私も正直そんな暇ではないので、いちいちそんな掘り返してまでは、見ていられないです。

 そういえばマジカルミライというイベントのピアプロさんのコーナーで曲を流していただいていたようです。かいちょふさん、なかなか表に出てこないので、どこかで使われていたら、ラッキー。耳にされた方は、なにかチャンスを掴んだということで。

電源ケーブルで音は変わらないという話

 2008年正月の時点ですでに電源で音が変わる話に疑問を持っている私です。

 部品とっていたら、ぶっといオーディオ用の電源ケーブルが余ったので、プロユースに使えるMOTUの828につないでしばらく使ってみましたが、私には何の変化も感じられませんでした。

 普通プロの感覚で、口コミとかでいわれている「変わる」といわれるものを使うと、変わります。ひどいものは、通しただけで音が変わったりします。シールド一本で全然違ったりもします。

 ところが、電源ケーブルでは音は変わりませんでした。

 絶縁トランスとかフォトカプラとか、電源装置の工夫で干渉を抑えることはできるけれども、それ以上の何か、ってなんだろうね。平沢進さんのようにソーラーで発電するとか?まあそうよね、DC-DCは変換も何もないし。

 ★

 カスティリャ!ポルトガルって何気に日本とは最も古いつながりのひとつですね。

2016年9月16日金曜日

gadgetは少し前までは「実用的」でなかったという話

 gadget という単語は、ごく最近まであまり役に立たない小物として小説などで用いられていたようです。実用的ではないが気の利いたもの、でした(『新英和』 p. 996)。1900年代の初期の時点で見られるようになって、小道具とか、機械工作好きの作った小物、よくて、ちょっとした機械装置、といった使い方をされています。

 引用の幅が広いのは、前後に類似の語句が並んでいるためです。接頭辞とか関係するのかな(gad-get-.., gad-ge-t..)

 ところが、iPhoneなどスマホ、あるいはiPodなど音楽プレーヤーとしてのガジェットの普及があり、現代英英辞典(OALD p.635)では「何か使い勝手の良い小物(a small tool or device that does sth useful)」というような説明がされています。『新英和』の改定時期を考えると、PDAだったら、まだ役に立たない小物であった可能性は十分考えられます。PDAを使っていた者の私見ですけれどもね。

 似たような発音の「gazeta」との関連は調べた範囲ではないようです。この単語は伊・西・露などでは「新聞」や「官報」といった意味です。

 ちなみに、難語句なのかどうなのか、この綴りはとても難しいです。

周囲を巻き込んで!成長という物語

 成長物語、人格陶冶の物語とも言い換えられるけれども、そういったものを数人のチームで演出していくことで、現実でもエンタメになるかもしれないですね。

 成長は物語です。主人公だけで未熟が余るなら、未熟をたしなめる指揮官も成長の物語を演じることで、物語の幅も広がるのでは。こういうの、それぞれしっかり申し合わせてやったら、ほどほど面白そうですね。

 ぼきゅ3ちゃいだからよくわからないでちゅが。ばぶー。

2016年9月15日木曜日

そんな些細なことで謝るんじゃない

 些細なことで謝るんじゃない。もっと、うん、落ち着いて堂々としていなさい。「木を見て森を見ず」といいます。

 ボヤキは裏で聞きましょう。表では太く堂々としているものだよ。

 といってみたい人生であった。

 歳を取れば人は保守派になるのさ。嫌な世の中だろ?けどな、あれ、そう、大人が汚いのにはそれなりの事情ってのがあるんだ。

 そんなことでは、「些細なミスを指摘してくるひと」に足を引っ張られて、マインドをコントロールされてしまうよ? そういうのよくないよね。対等な土俵で、相手を食ってやる!くらいじゃないとねうん。

 そうでないなら、些細で些末なミスの壁を自分で勝手に築いて、その内側に籠りきってしまう。

 この野郎偉そうに 笑

CDプレーヤーをいろいろ買ってしばらく使ってみた感想

 実はDVDプレーヤーなんですけどねー。

 よかったのは、パイオニアのDV-525と、DV-636Dです。

 525は、素晴らしいです。シンプル。ホントいいですよ。本体の操作系もシンプルな分、見た目にも独特の存在感があります。

 636Dは、音の定位や質感が素晴らしいです。980円とかそういう値段なので、中古のジャミロクワイのCD買ったついでに、これ買って聞くといいと思います。

 パイオニアさんはカーナビやカーオーディオにシフトしているため、売り場は縮小気味ですが、今でもオーディオ・AV系はいいお仕事をされているとお察しいたします。

 DV-SP502 (onkyo)も素晴らしいのですが、JRCのスイッチング ICから可聴帯域の高域に鳴きが集中してしまっています。やり方ありそうだけど、現状は修理・修正できないです。こういうの詳しい知り合いといじくったら楽しそうだけれども。

2016年9月13日火曜日

低域が定常的に鳴っている感覚になる話

 この時期、低域の耳鳴りが激しいです。

 もともと、車に酔いやすいとかあるけれども、なんかそういう感じで秋口になると急にバランス感覚がなくなって、低域が定常的に聞こえて気持ちが悪くなる。これなんなんだろうな。

 文字にするとなんとなくそういう状況って感覚は伝わりますでしょうか。でも悪くならないから放ってあります。

 この時期はいつも、気持ちが悪くなるので、音楽を聴きたくなくなる。気圧の変化とか?なんだろう。この先これ以上悪くならないなら、ほっときます。

 忙しいのに話題を進めたくて更新してしまった。7月から勉学休みなし、そろそろ気を休めるかな。来年あたりはゴタゴタ、再来年頃には一発くらい炸裂しそうです。

 あえていいませんが、体調に関係なく、とても怒っています。プンスコ!プンスコプン!怒りを隠しながらカネに変えて、「頑張って」生きていきたいと思いまーす。もし怒りが諸々を先行したら、どうなっちゃうんだろうね。まあいっか、や ってから考えよう。


 新興国、がひとつのキーワードになると思うけれども、あまり具体の策はない。奇策もないですね。っても、こういうのは、はじまりはいつもそんなかんじだよな。

 あと、グラフは極端な性格をよく表しているところです。毎日「赤ちゃんはコウノトリが運んでくるんだよ」、と事実を隠し続けることで、PV数が上昇するようです。私は口から子供が出てきます。

 まだ他者の人格を攻撃しないという隠れたお約束は、最近は守れているので、さらに読まれることを期待しつつ。読まれたらうれしい程度の感じですが。君は評論をしていればいいんだよといわれたこともありますが、批評評論はせず、あくまでエッセイで行きます。私に他人を天秤にかけるほどの度量はないの。

 他にも、ガゼータ(新聞、ロシア語にも英語にもある)とガジェットはつながりがあるのか?ないのか?とか、面白い(?)話はあるのですが、ま、答えと理由はそのうち。

 

蓮舫氏、キャンペーンガール時代の認識

 二重国籍者の蓮舫さんが、クラリオンガール時代にご自身の出自について語っています(1988)。どうせ何も考えていない人に対して「言質」がどうこういうのは興がないので、とりあえず面白いから見てみましょう。



 父親が台湾国籍で(なにいってんだこのひと)、母親は日本人、と本人の口から。これも怪しいです。というのは、結婚していたらどっちかに籍がはいるわけで。「中国語はできない」、といっているけれども、いい加減だなあ。

 この問題を終わりにしたい、などとおっしゃっている方もおられますが、私は反対です。いわゆる本物の「間諜」だと思って正解です。夫は沖縄に最近くみしている田原総一郎氏の秘書で早大教員、で、完全にその日本の左翼王朝の一族というクチです。信用ならないし、こういうグレーな人も世の中にわんさかいる、というそのうえで、いろいろ考えた方がいいと改めて思います。

 蓮舫氏には、思想はなにもないです。 この点も留意が必要です。だから「間諜」以上にはならない扱いで通すことが望ましいのです。受け答えがはっきりしている、ただそれだけのつまらないひとで、こういうのはよくいる。だから文字通り「働く女の人の代表」なのです。思想がない。

 ネガキャンではなく事実を述べておくと、細野豪志さんがご推薦とお聞きしましたが、これも非常に重要なヒントです。これまで細野氏が押してきた候補者はみな金権政治で逮捕されたり投獄されたりしている問題児ばかりです(御殿場の虎ノ門の病院長なんか記憶に新しいですね) 。前原グループなので、そのあたりも当然あれやこれやと入っているはずです。

 ただ、蓮舫さんは(細野氏とは違い)かなり露骨にこう埃が出るのです。どっちが悪いとかではなく、叩いたときに埃が出るか出ないか、それがごまかせるかどうかの話です。重要なのは、いつだって政局の空気です。政策なんか関係ない。黙示録になるか、事実になるかも、空気次第。もう埃は出たし、ご自慢の「子ども」まで入れたら相当この問題深いですよ。この際、NPOやメディア、大学教員も含め、さよっきーの皆さんも、現実を見て、しっかり「転向」されたうえで、ご自身の範囲で綱紀粛正に挑まれてはいかがでしょう。

 そのうえで、私は細野さんや蓮舫さんのような、よそからやってきた「外人」に、政治を任せておいて問題ないと考えています。仕組みが重要なんだよ。極端な話、優秀であればプーチンさんでもいいと思う。注目をとにかく、そこに集めておけば、それで都合はいいからです。こういうアリジゴクに悪意があればタコツボに、役立たずたちを入れておいて、そのまま外部と接触させずに放っておけたらそれでいいのでは。必要であれば陸に上げてゆでて食っちまえばいい。

 長くなるけれども、私なんか埃しか出ないよ。でも、たとえばM.フーコーに沿っていけば、性・権力の構造と同じようにこの連中が埃を出していないかのような「何か」を強いてきたときに、しっかりと「あなたたちは常軌を逸しているので他をあたってくれ」と言い返すべきです。

 ここで、いろいろと知っていることを開示しても仕方がないです。「腹を切って死ぬべきである!」そういって正面から立ち向かう人は死んでいった。面倒は外部に放って、賢くならなければいけない。カネの絡んだ弱みは握っておいてタコツボに入れておこうじゃないか、どうせ老害はそこで死ぬだけだろ。

 そんなことよりも、「政治と宗教の話は荒れる、だから話してはいけない」という言論の自由に真っ向から挑む愚者が気に入らないね。そういう冒涜の仕方もあるのか。そっちはもう二重国籍だろうと何だろうと関係なく、頭がひどく悪いと思う。「言葉に気をつけなさい」というなんだか修道女だかのくだらない引用をしている連中が大嫌いなのはそこにある。

仕事と期日の話

 社会常識の話を私がいうのは説得に欠けますが。話半分にお付き合いください。

 なにかを仕事でやるときに、「何を、どういう形で、どこに、誰がやる」ということは当然入れてほしいけれども、優先度順のうち高いものとしては、一応の完成目安である「期日」が提示されているとうれしいことがあります。それは、期間や具体的な計画よりも、見通しが立つからです。

 たとえば、なにか簡単な商品を作って販売するときなどは、人によっては期日があった方が見通しが良いのです。自分の裁量部分=「期間」を、いつ展開するか、休日はどこか、なにもないときにカラ回転させておいて大丈夫なのはどの期間か、などなど。

 もちろん、期日がないコラボの方が面白いこともあります。完成は目的でなくてもいいのです。でも仕事や、先方が仕事と私を混同している、たとえば同人とごっちゃクソになっている場所で、売りたい同人作家さんの感じが強かったりする人が一緒の場合だと、それは「明確にまずい」です、期日を提示した方がいいです。 それは、暗黙の了解で、仕事です。

 一方で、随時状況が必要なものに関しては、「期間」の提示も必要です。進捗状況が把握できるからです。たとえば、スローガンや目標に関してはこれは重要です。

 そのうえで、仕事の内容に他者を貶めるようなことは決して入れるべきではないです。いわゆるネガティヴキャンペーンでは、短期的な結束ができても、長期的展望では泥仕合が容易に予想できるのです。だから、ネガキャンは駄目、と、よく社会人の初歩の段階で教わるはずです。

 ひとつひとつ総当たりで地雷を踏んだうえで、ひとは賢くなるのだよ。

 さて、当ブログの今月のスローガンは「みんななかよし」とかそんな感じでしたね!(小学生並みの目標)

 進捗状況はどうでしょうか。ふふふ。

2016年9月12日月曜日

さびしい話

 どうしても英語をやっていると、アメリカ英語を摂取しないといけません。というのは、日本の教育で学ぶ英語は基本的に進駐軍が米国で占められていた経緯もあって、アメリカ英語なのです。

 なにがさびしいって、イギリス英語がないのがさびしいですね。それでテレグラフを読みたいと思うのだけれども、ちょっとシンプルなので、ひとつまみしてデイリーメイルをついつい読んでしまう今日この頃です。テレグラフの日本ニュースは読売と提携しているので、まんまですからね。捻ったのよみたいでしょ?肺炎と診断されたクリントン氏が子供にベッタリくっついていて批判されているとか。

 アメリカとイギリスは違います。ハリウッドとアビーロードは違う、みたいなところです。たまにあのこもった感じの発音を聞かないと猛烈に寂しくなります。

2016年9月11日日曜日

アナクロニズム



 休日なので息抜きにブックオフでも行って本買ってこようと思ったけれども、人出がすごくてすぐ出てきてしまいました。他に行くところもないしなあ、田舎はどこもこんな感じなのかな。

 そして、まだ暑いですね。そんな中、品ぞろえも田舎な本屋に行っても収穫はない。わかっていたのですよ、アマゾンで十分だって。そんなものは、アナクロニズムだったのです。

 ここにはパレアナ(ポリアンナ、ポーリー)しかいない。そのまま探し続けろ、ポリアンナ!まあでも時間が悪かったのかな。

 ポリアンナ症候群はどうでもいいけれども、店に行くことだけ考えていたら、たまたま通りがかって進路をふさぐ形になってしまった近所のおじさんおばさんを、私は近所の人だと気がつかないで、挨拶もしないで突破してしまった。地味に辛い。。日本の著作権制度をぶち壊した私たちも、普段は世間の荒波に隠れているさびしいひとなのでした。

 帰ってテレビつけたら、東京家政という高校のチームが、なぜか利口な睾丸がなんたらいっていて何気にアツかった。

2016年9月10日土曜日

本とCDを消尽の側面から考えた話



 物というものは、本当に使い込むと消尽(quenching; 使い果たす)されてしまうのです。本もCDもそうです。

 消尽されるという側面から、本や音楽を考えると、合点がいくことが多いです。

 特に本は、使い込むとズタズタボロボロになって、装丁も剥がれてきます。厄介なのは参考書で、こんなもの(引用だって適当だし短期の教育用途だから)買いなおしたくないというのが本音ですが、やはりそれなりに使い込めば、二冊目が入用になることも多々あります。

 CDも、ハードはすぐ壊れるけれども、それにくわえて、盤も擦れてしまえば読み込まなくなったり、あるいはブルースペックCDのようにパキンポキンに割れてしまうこともあります。

 じゃあデータにすればいいじゃん、と考えがちですが、デジタルのデータはそのままアナログのものを置き換えているわけでもないし、本などは、印刷されたフォントなどもあるので、特にそうでしょう。音楽にしても、クラウドに置いたからといって、管理会社が倒産したらそこでご臨終だったりするので、これも消尽という面から考えたら永久ではないです。単なる権利関係の「物」です。

 永遠永久の保存は難しいですね。音楽は業界自体が稚拙だから発行が手間だ、という事情がありつつまあそれとして、本については、ここでは考察を欲張りすぎたか、うーむ。

 あとは、適したものがなんなのか、その物の性質にもよるでしょう。たとえば、辞書は辞書として使うなら(辞書は読み物という稀人もいるので)電子媒体が引きやすくて圧倒的にそっちの方がよかったりします。その場合の消尽はどうやら「改訂」になるようですが。

 アニメとかボカロのCDや漫画なんかは、単行本だとかさばるし、ちょっと店頭で買うの恥ずかしいものもあるので(私実はボカロPなのですが、掲載や販売後のサンプルはほとんど断っていました)、家でこっそり買えた方がうれしい。

2016年9月9日金曜日

祇園精舎(平家物語)と方丈記を子どもが読むと怖い話

こえええええひえええええ。


 こんな頭いい子供と戦ってはいけない。内容がまたすごいな。よくまあ親も「遠く異朝をとぶらえば..」以降まで覚えさせるためのソースを持ってきたなこれ。偉い。大人であれば、品詞分解して、(この子がなぜか読めていない)「亡じに者ども」の「し」が、いわゆる活用は特殊のせ○きししか○の助動詞「き」で、これは過去の事実であると説明したいところ。



 方丈記もある。なんなんだろうこのシリーズ。怖いぞ。やはり親が暗唱させているのだなあ、英才教育は(教育学的にも賛否両論あることは重々承知ではございますが)シュルレアリスムの驚きの含みもありつつ、大人も知的好奇心を満たされて面白いね。

2016年9月8日木曜日

遠くへ行く話

 勉強ばかりしている毎日だったりします。

 そういう基幹の部分をサボって何かを得ようとした今の30代後半に向かうような人たちは、それぞれの場所で、みんな色褪せていきます。それは怖いことです。

 とても怖いことなのです。

 そういうわけで、周りから何やってんだといわれながら、そういう声は聞かずに、断絶して、数学やったり、英語やったりして。色褪せていく思い出に手を振りながら、どこか遠くに行こうと思っています。

 抽象的ですが、これ以上ないです。

 一方で、なにかしようとするときに、せいぜい高校卒業時点と擬制されている分量の勉強で、社会的には十分すぎるとも感じられます。

2016年9月7日水曜日

the beginning of autumn

 今日までの秋晴れが嘘のように、天候は晩にかけて、すっかり秋雨に変わりました。

 There are intimations of autumn in the wind. In Japan, the weather in autumn is good. - It's the best season in the year because the weather is comfortable.

 People say men (women) are as changeable as autumn weather, partly because the weather is really changeable in fall.

 You can really feel the autumn in the air soon.




2016年9月5日月曜日

鼻や頬の毛穴の黒ずみをとる話

 今日はスキンケアのお話です。塗装用マスキングテープと、コンビニで買えるウォッカでなんとかしようではありませんか。

 鼻や頬の黒ずみが気になる部分に塗装用のマスキングテープを張り付けて、ペリッ!とはがします。これが、最もよく普及している方法だと思います。

 塗装をすると、マスキングテープが塗料よりもあまりやすいのですね。かつ、表面を塗料から保護することがマスキングテープの目的なので、テープの粘着力がほどほどなのです。

 1回やったらよく取れるので十分です。

 その後、ウォッカをティッシュに含ませ、当該する部分を軽く拭いておきます。

 これだけです。気持ちの問題ですが、かなりスッキリしますよ。医学的根拠はないです。諸々、自己責任でお願いします。

 なにかこう甘ったるい酒ばかり飲まないという人は、ウォッカ買っても手元に余ってしまうのですが、私なんかは最近、ウォッカは飲むよりもむしろ生活用品として利用しています。割ってもストレートでも、飲んでもおいしいけどね。のんでよし、つかってよし。

2016年9月4日日曜日

ひとりじゃなにもできなかったもん

 大先輩も実力派も、たいがいリハに遅れたり他人に迷惑かけて今日「先輩ヅラ」しているから大丈夫ですよ。

 舞台って大変なんだな(小学生並みの感想)。声優の、ということは表現のプロ中のプロである下田麻美さんや藤田咲さんが舞台に出るときに、他のスケジュール抑制しているように感じることがあるので、かなりパワーを使うんだなと。

 いやそれだけなのだけれども。うひゃー.. 他人の失敗談でも、位相(ということは時間を)ズラして鏡にでも映したかのような本当にダメそうな人の失敗談をついつい七味唐辛子感覚で摂取すると、うひゃー、って。うひゃー。うおおおお、頑張らないで!ひたすら大丈夫!を連呼したくなる。そういうボタンは、無いですか、はいそうですか。

 「君は刻の涙を見る」。

 考えてみたら、いろいろなところに舞台的なものはあるわけで、いろいろとパワーを使う世の中ですね。

 ところで。6人の姉と6人の姉がいる。空から降ってきたので、血はつながっていない姉12人が、12席の円卓に座るとき、座り方の総数は?という問題でした。答えは、11!.

 12!ではありません。もし12!であると、一通りの並び方から12通りずつ重複して数えられてしまうのです。

 そうそう、世界遺産登録で護岸工事が問題になった三保松原ってさ、あれ護岸工事してなかった頃は空からおんなのこが降ってきたそうですよ。そういうんじゃない?富士市はね、土建がうるさいけれども。伊東とか下田にかけた静岡県の沿岸にはまだ江戸時代の東海道の名残も海岸の松からくみ取れると思いますよ。

 そうですね、富士市に関していえば、片浜から沼津やその向こうまで一望できる場所が富士市の山の方、富士宮の近くにはあって、茶畑からロシアやアメリカから船舶がやってきたのを、「海外」がやってくる海からではなく、富士山の方向から眺めることができます。

2016年9月3日土曜日

平田実音さんのご冥福をお祈り申し上げます

 訃報を知りまず驚きました。

 85年生の私たちにとって、全くなんの関係こそないけれども、ときには代表作『ひとりでできるもん!』を通したよき「テレビの中の友人」であり、また、ときには東京から一括送信されてくる現実味のない優等生であるために、子どもたちにとって「仮想敵」の姿であったことを思い出します。好敵手でありました。そういう意味で、非常に影響が大きかった方なのです。

 まだこれからだろうという、そのあまりの若さに、再び衝撃を受けております。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

どうでもいい物語

 ストーリーなんかどうでもいい!といいながら、それはまあ照れ隠しの側面も否めません。はい。人はストーリーに弱く、ストーリーは本質を隠すことができる、というのは『藪の中』でも知られるところです。実際、藪の中で本当はどうなのか私にはよく分からない。

 そこで悪知恵が浮かびます。この汚れた身を洗浄してしまおうではないか、ストーリーで。つまり、ストーリーが重要なのです。頑張って頑張って努力して立ち上がりました!みたいな。

 堕落して諦めたぼくに天から光が!(はじまったぜ)

 空からおんなのこが降ってきたぞ!

 6人の姉と6人の姉がいる。空から降ってきたので、血はつながっていない姉12人が、12席の円卓に座るとき、座り方の総数は?

 なんていってたら拙ブログも28000PVに。いつもこんなくだらない話にお付き合いいただいて、ありがとうございます。個人としては十分すぎる回覧数だと思います。

2016年9月2日金曜日

東海地震の予知はできないという話と私

 東海地震の予知について盛り上がっているけれども、予知の批判については私が静岡県から最初にいい始めた話です。(cf. これこれ

 ここでは関係する東大教授のことも批判しているけれども、今日、県内のテレビ局でインタビュワーが東大院の怪しい教授に、地震予知に関してインタビューしていて、やれやれと思った。正直、こっちには挨拶もしないで何だ、って感じだよね。すでに「火山の予知」に逃げていることも把握して解説してあります。

 その前から、もう2011年には、散々予知はできないと申し上げてまいりました。東海地震と明日の天気はわからんよ、と。私が誰も信じてくれないような最初から小野先生も一芝居うってくれて、頑張って身を切って一貫して否定してきた話でした。

2016年9月1日木曜日

危機感を持った話

 危機感を持ちました。

 うわついているとはいえ、景気は回復基調にあるのでしょう。みな浮かれています。たとえば、新しい建物がバンバン建ちます。

 で、そういう「みんな」楽しそうなところで、お前何やってんだ、なんでそんな勉強なんかしてんの、といわれそうです。いや、でもそういうのホント無理なんで。お断りいたします。ニェット。私は、 これで構いません。

 そういう危機感を持ったのでした。言葉にできないそういう空気です。自分にとってよい方向につなげていきたいです。分かり合えないことは悲しいけれども。

 あ、おでんおいしいですねえ。明日も頑張ろうっと。

防災に関する話

 9月の1日というのは、静岡では防災訓練の日になっています。夏休みの宿題を提出して帰るだけの日、といって差し支えありません。あと、セブンイレブンで今日からおでんが割引販売開始ですね。

 私は、防災に関しては元衆院議員の斉藤さんが提言されていた「減災」が望ましいと考えていて、そこに防災訓練が集団行動の延長としてあるのであれば、これは誠に的確なものであると考えております。

 一方で、かつての静岡県には様々な災害にかかる迷信がありました。たとえば、起こりもしない東海地震がすぐやってくる身近なものなのだと、この半世紀、まるで怪しい宗教への敬虔な信仰であるように陶酔し、その理屈を「崇拝」していたのです。時代は過ぎ、気象庁では確率のパーセント表示を分数に切り替えています。

 また、これに関しては、予測不可能な震災を予測可能であるとする杜撰な地震予測、および関連する予算系の工学の無謬を擬制した信仰もありました。

 これらのことは、関係者の尽力のもとで、多少は揺らいだものと感じられますが、いまだに疑問は多数あります。田子の方では、津波が考えられるのに、集団で防災訓練して、「てんでんこ」にはならないのか、など。懐疑は尽きません。災害の渦中ではチームプレイが人災を引き起こします。一般的に、チームプレイが試されるのは災害のあとです。サッカーじゃないんだからさ。

 信仰や風習といった文化活動は、本来保護しなければ、いや保護しても廃るべきものです。この点では、よしにつけあしきにつけ、科学的に一致をみるでしょう。防災訓練に関しては、まだまだ科学的に、また普通の人の感覚でもっても、点検の余地が残されている、ということをどうか忘れないでください。



 まあそんでもって難しい話はいいのですが。最近お勉強も多少できるようになってきたものかどうか、楽しめるようになってきました。

 どういうことかというと、以前は馬鹿すぎて問題解けなくて、もう嫌だったのですね。わー、ぽい、って。それが、多少は頭の使い方が継続で出来上がってきたというように感じられます。計画的に覚えるタイプの読書に慣れてきたとも言い換えられると思います。

 出世はなくとも、立身というものは、正攻法で行くのはこの静岡では漠然としすぎて無理でしょう。既成の概念を微積できるまで砕いて、そのあとに残ったところで、現実を見据えて分析にかけたら、今度はじっくりと時間をかけて練り上げ、取り組むことで、既成の論理的な整合性を打ち崩すことは、逆に手に余る期間を考えると十分に可能であるように感じられるのです。その線でいっております。いいですねこのストーリー、われながらよくできています。でもって、まあ元気にやってますということですね。

 さ、午後はおでんに一献、その前に読書かな。