2018年5月27日日曜日

葬送

 この時期になると思い出します。

 ここからは遠く離れた場所で、海が近い街でした。家は全部流され、残された家屋というのは破壊され抉られ、砂塵が舞っていました。焼け爛れた郵便ポストであったりとか、またひん曲がったカーブミラーだとかがある通りを、絶えず喪服を着た人々が行き交い、その中で私は淡々粛々と、家屋を壊すために働きます。空気だけで、今日も人がたくさん死んだのだと分かります。

 数か月放置された冷蔵庫からは腐った臭いがして、海からは潮の強い臭いがして、それだけでもいやというほど死を感じるのだけれども、それだけでなくて、近くでは原発が爆発していました。

 情けない話ですが、車酔いと砂塵の吸入で吐き気がして、嘔吐を繰り返しました。

2018年5月5日土曜日

不具合からの脱出

長年にわたりMOTU 828mk3のusb接続でブツブツ途切れる再生に悩まされていたけれども、win再インスコしたりバイナリいじったりしつつ、この連休でようやく脱出しました。マジで辛かった。

2018年5月3日木曜日

葬式

しばらく文章から離れていると、文章を書くことがいかに面倒か実感できます。まあすぐにそういう実感は過ぎゆくのだけれども。

新しいことを始めていかないといけません。

私が最初の頃にボカロで出した曲がおのおの10周年を迎えました。10年っていろいろなことがあると思います。私はそうでもないけれども、当時14歳なら、結婚して子育てはじまっている方も多いと思います。乃木坂さんの生駒さんは、乃木坂さんを卒業されるそうです。下田さんはご結婚されました。

私の周りも、みんな結婚したり転職はじめたり、子ども生まれたり家のローン返済したリ、いろいろそんな感じになっています。

10年前、もうろくに思いも出せないですが、私自身はいろいろあって鬱屈していたと思います。最近は超忙しい毎日ですが、あまりそういった感覚は変わらないままです。

当時は、出来そうなものをフルに回して、斬新な、新しいことをしていました。それらはあっという間に摸倣・消費されていきます。

だから、過去は、まあ真剣に向かい合ったり振り返らなくてもいいような気がするけれども。それよりも、なにかこう新しいことを始めないと、あっという間にお葬式になってしまう怖さがあります。だから、ちょっとだけ新しい先の話を、広い視野で明るく考えるのもいいんじゃないかって思います。