UTAU SONIC(10月9日渋谷aube)に行ってきました。
道に迷いました。
すっごい疲れてようやくたどり着いた感じでライブ見てました。
大変興味深かったことがあります。入場前まず「
お目当てのバンドさんは?」
という定番の質問に僕は答えられませんでした。
そういえば近い知り合いのライブに行ったらチケットをあらかじめ
買っているので、そのバンドの名前を答えるんですよね。で、
同じところでかなりの人が同じように「おおっ」ってなるのは、
あんまり内輪な感じではないイベントということなんだろうなと。
前日に、
僕は世田谷で大学の先輩とちょっとすりあわせしておりました。
元箱庭の室内楽というバンドでベース、
現ANDAでPAもなさっている西川さんです。
前後してTwitterでも問題になっていたのですが、
ライブハウスが客ではなくバンドからお金を取ってしまう構造の問
題をちらっと話しました。
ところが、うたそには当日40、
最終的に300満員という状態で、内輪完結にはなりません。
あくまで参考ですが、
僕が盛り上がっていた頃参加させていただいたKDN、
ボーカロイドのKAITOを軸に据えたイベントでは、
やはり300でした。イベントの性質が違うものの、
こういった文化は内輪ではなく、
離散していたものが一気に集うような感じなんですね。
そして収益がでているはずです。
それに見合うライブアクトが展開されていました。むしろ安い。
いろんな捉え方があると思いますが、こういった非ー真正とされるようなカルチャーが、もっとがんがん広がって、ときに薄まって誤解を招いて別の道が開け、融合して、メインカルチャーを駆逐する、そんなワクワクする可能性が見えて、そして、こんなことやってるのは我が国と、ほんの一部の変態UKピープルだけなんです。素敵な時代に生まれてきてよかったです。