2016年2月26日金曜日

部品取り取り

 部品を取ったりなんかしております。デジタル入出力だけついた機材が欲しいのだけれども、なかなかないですね。外部から信号送って同期さえできたらいいみたいな。なんかマクドナルド行って、じゃあ同じので!っていう感じのどっかの自分みたいな機材を求めております。ないので、ユニバーサル基板とか買って自作かな。いやーなんか、多少知識があればですが、昨今はなんでもできますね。時間があれば。

 写真上は、外部の高精度クロックにMTRを同期させてみたもの。うまく行ったけど、いかんせん24441でしか動いてくれないのが癪か。下はBB PC2903。いろいろ取り出せそうだけれども、もっと高精度なものが基板に乗って売ってると思う。


「ココロ」の頃のトラボルタさんは
SSW使って44.1kHzで仕上げてた(本人談)

むしろ最終的には44.1でやることを考えると
このスペックでも一般的には十分です
音も悪くないです


富士山

熱くなるのでテキトーに放熱板をつけてみたり

ロシアは、内政に関してプロパガンダ報道をする一方で、
このあたりの自由(ややフリーダム)は絶対に譲らないらしい。
こっちの方がヤバい気がするけれども、日本のように怒られないのは寛大でいいですね。
ロシア的自由?合理主義?短絡?

加油


 昔は(その辺の安いプロは別として)プロの音作りに正直追いついていない焦りがあったけれども、最近はそうでもないです。

 それよりも長い期間、ひとつの曲中にたった一箇所のクリップで「あーーーこのクソ野郎!」と頭を悩ませていて(それで仕方なく最終音量や音圧を下げるのだけれども)、これが機材のせいなのか自分のせいなのか、もう誰かに教えてもらうレベルでもないので、結構困っていました。

 結論からいうと人間性の問題であり、機材のせいではなかったという感じがします。結局、コンプとかリミッターは補助であり(この先が泥沼だけれども)、補助でしかない。マスタリング段で出たところを叩き潰すのは機材ではなく、自分の手先とフェーダーです。耳で聞いて、それが一般的な範囲で歪んでいると認識される音であれば、その部分を手元のフェーダーか、なければオートメーションを描いて、叩き潰します。そのときに、必ずこう叫んでください。

 「貴様のようなニュータイプのなり損ないは、粛清される運命なのだぁぁぁぁぁ!」

 わかるかぁ!これでプラス2db余裕ですからね。にんべんのついた「自動化」には敵わないです。でも、ここで「いや全て自動でできるんですよ!」というセールストークをした結果、工業は我々の税金を大量投棄しながら自爆して死にました。怖い話だ。

 しかしあくまでコンスコンなので、モブですらないので、一人の作業には限界があります。ちなみに、ちゃんと足で稼いだ話として、クリプトンさんやセガさんと仕事をしている「作家」は皆法人だったり事務所に所属している人たちで、別にCGMでもなんでもないです。彼らは消費者生成を謳いながら、実は法人としか絶対に仕事をしない、ということです。ここはもう音とは別の力が働いているので、したがって、これ以上は突き詰める気は、ないです。別に汚いことではなくて、そうなっています。

 大人にならないと私がいっている意味がわからないでしょうけれども(そろそろ理解してほしい)、法人格に成って安定した収益を数年間あげて、そこから数年後に別法人とすればさらに新規事業を継続できたりとか、従業員は9割が実は税金でまかなえたりであるとか。あるいは、同人即売会なのに、裏に企業がいる「個人」がやっているとか、その企業の経営者がおそらく予算や補助金の話を理解していないから従業者が酷使されるのであるとか、まあいろいろあるけれども、理解できない人には一生縁のない話なのでいいです。かの橋爪大三郎のいうように、ここは資本主義社会ではないし、ある意味では旧ソ連の延長した世界観を普通だと思い込んでいるのです。そして、これは規範的なものですが、何をするにしても必ず収益化の「補助」と捉えるべきなのです。

 というかそもそも、あらゆることに関して、それこそ精神の病から障害者の問題、貧困問題から果ては哲学まで、金が回ればすべて強引なまでにポジティブに回るでしょうし、金が回らないから安倍さんがそういう意味でも(多分本当に)苦労しているのです。国政政治家で年収1千万、でも資金獲得は控えたい、という野党代議士もいますし、運動家には運動家コースの予算(休眠していないNPO法人向け)がつくのです。もちろん、厚生労働省あたりが指定するサービス業にはサービス業のそれがあり、いろんな方法があります。それでいいと思いますね。それでも、利ざやだけ求めて従業員を酷使すれば(なまじ補助金予算で法人が存続し続けるのでこれを本当の「ゾンビ企業」というのだけれどもね)、当然そういった制度を崩壊させるような天才も出てくるだろうし、よく話しあえよ、と思う。

 私はそれを20代で理解していたけれども、周りの大人というのは全くそういう計算ができていなかったし、今も出来ていないだろうと思う。聞きにも来ないからな。だからまた睡眠が大変になったりするんでしょ。疑獄なんかどうでもいいんですよ。金が回れば。

 ただ現状は広告が誇大でインチキだと思いますし、やはり企業を背景にした同人活動は何度も槍玉に上がっているはずで、それやっちゃうのか、とか、そういう無法な感じもするし、そんなJASRACからカラオケのライセンス料不正に取るようなことしなくても収益の安定化は可能だとか、ちゃんと友人と話し合ってくださいとしかいえないけれども、他人事とはいえ世の中いろんな人いますからね。ただ、これだけは覚えておいて欲しいのだけれども、旧ソ連にはたとえどれだけ収益を上げられる状態であろうと「個人」という発想は存在しないです。つまり、個人で何かをやるというときには、わが国ではあらゆる手を尽くして潰しにかかってきます。富士宮の床屋が個人開業して業界団体に入らなかったらヤクザに3回火をつけられて、店の前でヤクザの絡んだ大声で怒鳴る新人研修セミナーで嫌がらせもされて、以来宮駅の前にはケーサツが常駐しています。いろいろあるんですよ、そういうのがね。まあ私は、ヤクザだろうと警察だろうと、自分に反抗すればそのガキやガキの配偶者まで調べて確実に皆殺しにして、ガキには河原に住んでる人に頼んで望まれない妊娠までさせてしまいますけれどもね。失業中に、福島に人を送るタイプの友人もできました。向こうからすり寄ってくるので、落ちる時はストン、と落ちる恐怖を、酒を所望するそのおっさんから学びました。(酒を渡したとは言っていない。)統計に決して現れない闇はすぐそばにあって、したたかに誘ってきます。科学的に安全だとかわけのわからないことを信仰して判断を誤れば、なぞの放射能汚染で「白血病」になって、労災にかからずに死んでいきますし、そういう人も見ました。社会は美しいけれども、やはり怖いですよ。そして最近になって労災も数件おりているという、さらに怖い話でした。

 大人の事情は察するしかないですね。まあいっても理解できないでしょうから、いいですよもう。私も疲れた。でもね、労働者やヒーロー、スター、アーティストや職人、ヒロインがいないとサービスは成り立たない。だから、感謝しなきゃいけない。

Repons





 DSDなんか音悪くなるだけだし、なんかそこにプレミアムな価値を見出しているとしたら、それ自体は意味がないでしょう。むしろ、目をそらされているうちに、その分2496のPCM関係が安くなってくれたらそちらの方がよっぽど嬉しいっていう。