2017年11月24日金曜日

シーケンスって地味ーにずれますよね

 シーケンサーって正確無比に見えるけれども、いろいろな要因があって必ず楽曲中でずれてしまい、ときには普通に打ち込んだり弾いたりした方が早いというくらいに、ぶっちゃけその存在の合理性を欠いてしまいます。

 ところで、最近C-C-Bさんというバンドにはまっています。ほぼ人力で、テクノポップというよりはテクノ歌謡という感じの「バンド」です。シンセ音が刺激的だけれども、ゴリゴリのバンドなのです。現在キーボードの人はシャブでタイーフォされていますが(ダメ絶体)、ジュピター使ってたそうです。DX-7もステージに見えます。

 80年代も中盤になると、箪笥のようなシンセは姿を消して、鍵盤奏者が持ち運んで弾けるようなシンセが増えていって、これがちょっとしたイノベーションを引き起こして、フレーズ弾きが増えてバンド演奏に取り入れられていくのだと思われます。さらに生福さんに代表されるように、シーケンスやシンセが制作に入っていくという流れがあります。

 シーケンス音もときには人力要素がかかってくるという話でした。

 カラオケのない時代のバンドは美しいなあ。SIMONSのドラムぶっとい。みんな尺が3分以内なのも洗練されています。昔のぼり棒のカバーを気合入れまくって6分に引き延ばしたらmerakiaさんにバカじゃないかという感じで苦々しく怒られたのを思い出します。。