なにか秋にまつわる気のきいた言葉でも書きたいところですが、荷物をまとめたときに辞書類も本もすべて片付けてしまい、引っ張り出すほどの意欲もわかない。あまり倦怠でいると、友人から冗談で音楽でもやったらとメールが来ましたが、本当に趣味なんてそれくらいのものしかないし、秋が深まるほど何もなさに気がついて、物悲しくなってきます。
なかなかブンガク的になったぞ。
きのことか、栗とか、おいしいものがたくさんスーパーに並ぶ季節です。たくさん食べて楽しみたいです。
そうこうしているうちに、クリスマスがきて、暮れがきて、正月がきて、冬を越えて春がはじまる。クリスマスにはカップルをニタニタ眺めつつケーキを、暮れには蕎麦、正月には雑煮、バレンタインとホワイトデーには翌日やすくなったチョコレート、春には浮かれた気分で菜の花の和え物でも食べたりして花見で酒をちびりとやる。
こういう楽しみというのをつなぎ合わせて、幸せを感じることができたら、まあ残りの人生というものをうまく消化していけそうだ。
そして春が。牛を擬人化しているのかなこれは。
印象論で物語をするのは冷静さに欠くと思う。プレスリリースを見ると、2014年から企画されていて、かなり展開されていたのですね。知らなかった。
http://www.agf.co.jp/company/news/2014-11-26-647.html
語るにしても多岐にわたる問題を短時間に提示してくるため「難しい」と思っていたら、佐々木俊尚先生も紹介にとどめていて、いやまあそうだよなあと、画面ごしに笑ってしまいました。