旧来であれば、サブスク含めて
MP3 無料、フリー(自由利用可能)
16bit/44.1kHz 有料、フリー
が適正価格だと考えていたけれども、昨今とっとと移行しろと思っているのは
16bit/44.1kHz 無料、フリー
いわゆるハイレゾ 有料(今は高すぎ!)、フリー
です。
音質的なものは、旧来からもう整っていると考えています。そも、90年代にはパイオニアが、192kHzまでアップサンプリングと補正をする技術を実用化しています。
問題はインターネットの普及とその速度です。普及期にはある程度目をつぶれるところでした(MP3など)。その後、インターネットの接続速度はどんどん速くなっていきます。ストレージもTBまで大きくなりました。
こうなると、(従来的な思考の延長ですが)容量の大きなファイルに値段をつけて、他は文化促進、あるいは循環流動性担保のため、民俗・芸術として放り出す必要があります。倉庫は有限です。
文化的価値は、もちろん定量化できるものではありません。ライブもあればサブスクのような世界観もあります。コンテンツだって、別にCDだから楽譜だからといわずに、容量やインフラ速度、人気投票で何かが決定するようなものではないのです。しかしながら、こういう大胆な試みが成功しない限り、尻すぼみにその領域(市場)の規模が縮小していくのです。これは残念ながら金銭的に、恐ろしく悲しいことです。
なぜならもうパイオニアのオーディオ部門は切り捨てられています。