2017年8月5日土曜日

ピコ太郎とmarryの文法について

ピコ太郎さんのニュースの海外における受容と、marryと文法について。

ピコ太郎さん結婚のニュース、海外ではピコ太郎さんがストーリー上結婚したのか、ピコ太郎さんに扮している大魔王が結婚したのか、どちらか紛らわしいという受け止められ方に。これはジャパンタイムスと毎日デイリーの両紙が紛らわしい不確かな書き方をしているから。

ex. PPAP star Piko Taro gets married with model Yasueda
https://mainichi.jp/english/articles/20170804/p2g/00m/0et/050000c

さらにmarryの文法的な使い方も。get married "to" Aで、withは誤り。あるいは will you marry me? と、自動詞と間違いやすい他動詞。私も昨日やらかしました。

正解は

Pikotaro (his producer, Daimaou Kosaka) gets married to Hitomi Yasue, a former Japanese female model.

marryは、過去形ではどうなるのか、どの本をめくっても不鮮明です。

たとえば、『実践ロイヤル英文法』では、(p.32)自動詞と間違いやすい他動詞と説明されている。けれども、過去形にした場合についてはよくわからない。

英和活用大辞典は(p.1517)、marriedは副詞扱い。

こういうときは、思い切ってこの考えを捨てて、get married to A としてしまう。だってわかんねーもん。わからんものはわからんよ。