2025年11月23日日曜日

鏡音リン・レンNTの調声について - おやつP (名誉会長P)

【鏡音レンNT・調声参考動画】 さよならリサイクル 【オリジナル曲】

https://www.youtube.com/watch?v=_3IhdjWqcwA


MP3はピアプロからどうぞ


動画ではそんなに重要ではなさそうなものは割愛してありますが、ここでは使用したプラグインを一覧にまとめておきます。よろしければご参照ください。鏡音リン・レンNT共通で使えるかと思います。

  1. Melodyne Studio:ピッチ修正ソフトです。今回はほとんど使っていません。お守り?
  2. Oxford Trans Mod:滑舌がよいので、アタックを削ります
  3. OneKnob Phatter:トラックに直差しするとファットな音になります。1.2程度かけました
  4. Oxford Dynamics:デジタル系のコンプです。レシオ深め、スレショ深め
  5. Abbey Road RS124:ヴィンテージ系コンプ。しっかりかかるのでパラメーターは味付け程度
  6. Oxford SuprEsser HR:ディエッサーです。そんなにはかけていない
  7. Abbey Road Saturator:サチュレーターです。これもサチりは浅め
  8. Smack Attack:2. のTrans Modでアタックを削った分、今度はアタックを足します
  9. Vitamin:補正です。EQは使わずに補正で足ります(EQでは低域も切らないです。余計なことすると面倒)
  10. Oxford Reverb:Studioというプリセットを12くらいかけてます。トラックに馴染ませます
  11. L2:マキシマイザーですが、実質リミッターとして使用。DAW内部は64bitフロート処理なので、ここでピークを切って、その後でマスタリングでもリミッターかけたら、音圧レベルもいい感じになります。L2でなくてもいいと思います

今回、エディタでは最低限の調声しかしていませんが、子音の調整など独自の機能は他の曲でよく使いました(れれれPさんによるこちらを参考にしました)。NTでは、エディタが重要になりますが、その記事はもう有名な方が書かれているということで、私は「音響」の方面でいろいろやってみました
あと、滑舌が気になったら素直にその部分の子音をオートメーションで突き上げますが、今回はやっておりません。

鏡音NTの調声は情報が少ないし、実際どこまでできるのかよくわからないのですが、あくまで一例として提示しました

では、よい鏡音リン・レンNTライフを