2016年3月31日木曜日

脱線それから

 計画はめちゃくちゃですね。予定ではもう部屋に裸の基板は存在しないはずが、諸々手順を間違えたせいもあり、全然片付かないままです。うーむ。配線を引き出すだけの作業がどれほど面倒か身にしみて理解できました。アナログ信号処理の亡霊が怨霊のように宿っているというか。長くなるからやめます。

 「イシャはどこだ!」

 大変有意義でした。4月上旬で本線に戻して大人しくしようっと。

 おお、ピアプロがなんかまたかっくいくなってるぞ。

 そして、こんなんできないんですけど!相変わらずすごいです。もっとすごくなってる。見逃しているものが多くなってきた。

 はあ、リレー届いたー。

2016年3月30日水曜日

2013年すでにMEMS全滅

・MEMS全滅
 CDの盤が寿命くるよ、っていうのも、先に壊れて修理不能になっていくのは概ねCDプレーヤーなど光学系の読み取り機器の方で、盤面は赤錆つけてコスっとけば再生します。

 同じような話で、私の持っているMEMS実装された製品はブラック07年製キヤノンのデジカメ以外もれなく故障しています。USB3.0の小型HDD(高精度?のクロックがあるけれども、これも使い方が分からんからダメ)、ウォークマン(フレキにOLED実装したものが破れている)、.. 修理するにも米粒なので、タバコを挟んでも手先が震えている自分にはちょっと難しい。

 そういう実装をするなら、投げ売りされているアンドロイド端末を買った方が安く済みそうなのだけれども、音楽再生に関してどないなものでしょう?I2C引き出してみたりUSB接続してみたりしつつ、クロックだけ別にして外のDACで聞いたら良さげだなとか。あと、そんなに情報量はいらないので、なんかE-inkとか魅力的だなあ、とか。作るのに関してはどうなのかな。まあいいや、なんかねそういう。

・実際に作ることができる範囲はどこか
 オーオタには悪いけれども、DSDで全て完結、というのは不可能です。ここまで何か効果もあるようには感じられない。しかもこなれてこないと制作に導入することはまずないのでは。

 でも、24bit192KHzで作ることができるか、というと、正直それも幾つかの理由から不可能なことが多いです。まず、エフェクトが対応していない場合が多いこと。次に、ADC, DACの性能が悪く、インターフェイスが安定してきたのもごく最近です。ノートで完結すると生録はできないし、生録するのにもそんな大容量データ使ってコスパ担保できないし、大抵そういう人は可聴帯域でのTDも甘いです。要するにハイレゾでも聴く価値がない。

 ビットを上げることはできます。2010年ごろ、PC中心の環境では32bitで送ってくれといわれました。送ったんですけどね。ビットはどんどん深くなってくれてありがたいけれども、64bitは対応するものが最近出たばかりですよね。情報も少ないしどうなんだか。少し前の基準で2496があるけれども、これもなあ。わからん。

 技術者とか東大出たようなもっそい頭いい理系の人から「ビット深度なんか関係ない」とお叱りを受けることがあるけれども、いや結構自宅で音をいじる範囲ではこれは重要で、サンプリングの頻度を上げるアプローチが実質空理空論なので、優先してビット深度あげたほうがいいんじゃないかと思います。面倒だから「安定します」って言ってしまうけれども、実際のところ減退する音とかそういう細かい部分を楽しみたいので。面倒なん
だけどそういうの説明したページとかも探すとあるのでそちらに譲ります。

 要するにオカルトじゃないけど、あんまりオーオタがオカルトなことやるもんで怒られるのよね。っていうかD級アンプに電源そこまで関係あるのかな、とか。

 世の中難しいことが多いですね。データも正直出るあてがないのなら捨てないといけないし。うー。

・低域は回り込んでいないのでは?
 あと最近の誤解が怖い話シリーズで、主にピュア界のリスニング環境に割り込んで現れる、いつもメーカー側からやってくる正義のヒーロー、音楽的実績はいっさいないどころかゼロだけれども世界を守るテイイキガー戦隊マワリコンデーマン。お前、俺が何度80Hz周辺までモノラルにして、その上の帯域をベースに絞ってショートディレイしているって何度いったら理解、もう旭化成のプレスリリースでも読んでおいてくれ(教育放棄)。俺がAKMだ!(暴論) というかTHXの規格みてもウーハーに割り当ててるの推奨80Hzクロスですよね。

 そんなことよりPLLでモーター制御するの楽しくない?楽しいよね?おじちゃんもう点字で読書しちゃうよ。みたいなことを、小さくなっていく部品のボンディングに困りながら考えてますよ。実際、聞かなくなった(聞けなくなったといった方が正解?)CDのドライブからいっぱいDCモータ出てくるし、みたいなところで、なんかね、だったらひと昔前に流
行ったドローンさまの恩恵を受けてセンサでも組み込んで.. となれば多少はコスパのチカラを感じられます。今ならメーカーの「危ないからやめてください」というお墨付き、軍用に転化可能な高出力レーザーも付いてくる!人を選ぶ話題か、CDプレーヤーとかDVDの話ししてます。

・自作か購入か、ジャンクを漁るか、という「デジタルシグマ」的難しさ
 音楽系だったら、自作するのは教育的なホビーの域を出ないというか、伝説のLEPYとか、もうあの値段で中国先生はどう採算とってんだってレベルですからね。なんかすごいな。多分、何も考えずに在庫破棄したら音がよすぎてあれになってしまった話なんだろうな。そういうのいいですよね。

 一方でcirrus logicという、何とも微妙なポストカニが時代を逆行したり。クリスタル24bitはソニーAD32bitには勝っていないと思う。っていうかすごいよねあのDSP。組み込み系はやっぱダメだな。ADCのノウハウなくDAC作る会社怖いです。cirrus logic、あのクソこもったで音録ったら、どうやってあれ加工したらいいんだろうな。気にならない人はそれこそ気にならないのかもしれないけれども、別のいいかたをすると、仕事にならないような独特な音してますね。

 マルチチャンネルで、入出力あるADCに近いもの、というかLSIが安く手に入るのであれば、なんかそれでいいのかもしれないです。192kHzも出たら満足です。あとはスイッチクラフトなりノイトリックをつけて差動。けれどもそうすると、すでに経年劣化したようなものに組み込まれている製品が十分に使える昨今、ここから取らない手もないし、こういうコスト勘定ができるというのは大変嬉しい悩みでもあり。ただしMEMSは故障しているし取りにくい。

 ヒートガンと砂はんだ買うじゃないですか。それで最新のチップがそれなりに欲しい入力分あって安かったら、それを買ってしまえば、最新のオーディオインターフェイスに20万以上かける場合にはお得感があるかもしれない。AKMとかどうなんでしょうね。うまくやりゃ1マソで収まりません?もしかすると特殊な負帰還をボリュームにつけなくても十分な性能、あるいはそれに類似したものをすでに内蔵している可能性もあります。そしたら、ハンダ付けて必要な線出してマイクの電源取るだけか。いいな。ただしMEMSは故障しているし取りにくい。

 この後に及んでもまだやっこさんたちは「専門の学生がPT高いっていうんだよー!」と嘆いているけれども、まあその認識を改めずに進んでいくなら、どうぞどうぞって感じ。お金あって楽に手抜いて仕事できていいね。

 詳しい方には、特に電気とかの関係などは、いろいろ教えを請いたいです。といっていると大概自分でやってしまうのか。。旧式のノイズが酷い製品にネガティブ帰還回路と抵抗(ないしボリューム)仕込むのはやりたいです。信号ごと逆相にして可変しようかなあ。

 まあなんかそんな私の音に関してはピアプロで適当に聞いてみてください。ちなみに音に関するところ全部自分でやってますので、一応。何も発信しないで放置していた方が何かと再生されるからなあ。あかんわ。でもコーヒーが美味しいですよ。MEMSに端子くっつけると取れる。




 

 

2016年3月27日日曜日

音量を上げて下げるだけの話の裏側

 ボリューム、深い。

 デジタルのソースは、例えばDACなどを通ってD級アンプまで出て行くときには、効率がいいのでフルテン、それを電気的に増減するときには連続量を扱えるのでアナログボリューム(といって、サーボとかポテンショとか出てくるように、制御はデジタルまでなくても「電子」的に把握される)の方が有利だとか。

 ロータリーエンコーダーとかバカにしていたけれども(意識高い)、ホームユースほどこれがフェーダーよりも活躍することは、DTMの人ならよく理解できると思います。ブラックフィンって手もあるけど。

 この話は大変深く、まだ色々と進行中のお話です。うちのMOTUくんもボリュームは「えっ?」って作りで、まあ実用上問題はないんだけれども、パルスがもろでてくる電子ボリュームなので、ブチブチ鳴ります。そうなのです、ボリュームとは名ばかりで、基板にDACまで含んで電源もつく話です。面白いなあ。

 電子ボリュームにしても、ディスクリートからワンチップまで、そして旧ソ連の軍需品のデッドストック放出で売られている接点・可変抵抗の類まで、バラエティに富んでいて、美しいです。素敵な世界です。赤軍はショットキーはセレン整流器使ってたんかー。

 その他、部品の発注をして振込忘れていたりだとか、いやはや。抜けが多いままもう4月か。私は職人芸が、最近では積層セラコンに太い半田ごてで余裕で半田付けする程度に極まってきたけれども、ここ数年数学の勉強で視力を落としたこともあり、普通にヒートガンとクリームはんだを使いたいです。フラックス塗っちゃえばなんでもいいけど、表面実装とるのにヒートガンの方が有利かしら。

 ローはとろいので(ローだけに..)、スピーカーによってはDCと同じになってしまうので気をつけつつ、最近は切ってないです。回り込んでもいいと思うけれども、ホームシアターの場合だけは群遅延の関係で気を使わないといけないそうで。でもって、安全第一と回折対策なので、ローパスフィルタを最終段に必ずさします。というかハイが出過ぎている恐ろしい民生用機器がフツーに出回っているので、いろいろ困る。特にDSDだの1bitだのいってる奴は本当に気をつけないと怖いですね。マスターに関わるなら、各種アナライザ見たほうがいいですよね。下と下手を見るとキリがないか。

 で、なんかねー。関心が自作DACだとおもしろくない(MEMSでもない限りは、拾ってきたチップですぐできるし簡単)ので、なんかチップマウンタとか興味出てきた。クロックの「精度」は高いけれども、表面実装のオペアンプと同じで、どうも限界がある感じですね。っていうか大して変わらないっていうかね。

 そしていろいろ調べた結果、組み込み系はほとんど再利用ができないというようでしてね。ガラケーとか小型のデジカメなどなど。液晶なんかは業者というか子会社下請けがフレキやLSIを張り替えて再利用というレベルなので、それじゃ遠慮しようかなと。


ピアプロを盛り上げる選考結果は少し遅れる模様です

 ピアプロ公式コラボに、私も及ばずながら、どさくさに紛れて応募していました。「3月上旬の」結果発表ということでメールでの確認を(一応)スタンバっていたら、どうも「4月中」に結果発表が持ち越されたようです(詳細はこちらから)。なるほど、選考が難航しているのか。

 いやー、ぼくも計画を倒しておいたら、ピアプロも倒してきた(便乗)。

 思わず笑ってしまった。わざと焦らすくらいで、どうか気長にやってください!w ここどうせ新幹線止まんないから余裕っすよ。大丈夫、水曜どうでしょうのスタッフ富士でみたことあるし、新幹線通ってなくても繋がってるよきっと(新幹線もどきというか、新幹線の旧型車両みたいなやつは来る)。清水くんだりに壁があるけれども。

 冗談ですよ、ヤマハ大好き。静岡では黙って浜松のうなぎ食ってるのが一番グルメですから。

 どうせだから提案するなら、産総研の歌詞のやつを先行実験するとか、この際だからなんかサプライズで乗せてしまえばいいとか思うけれども。





2016年3月26日土曜日

クソ

 なんか最近の外は子供が沢山いるので、なんだと思ったら、春休みかー。と思ったら、精神年齢の低い大人が場所を選ばずに騒いでいるだけだったりするので、田舎はクソだなと思う。

 結局、なんだかんだで「中華淫行」を聞いてしまいます。たかめ少女と中華淫行しか最近は耳に残らない。むちゃくちゃ音がいいのです。ホモ特有の高音質すごい。オヌヌメ。

 曲を作るか。曲じゃないもの、諸々進捗ダメダメで、微妙なことになってしまい、部屋の片付けをはじめてしまいました。やはり回路から「作る」しかないのか。なんか電源から作るところに逆にたどり着いてしまって、そうすると別に音楽じゃなくてもミサイrロケットとかでも面白いのかもしれないですね。いやでも、ネガティブな方向ではなくて、やりたいことは見えたのでよかった。ネガティブフィードバックするけど。

 具体的には、アナログのノイズを始末したいのだけれども、思ったより実装は面倒です。あと、デジタルは同期さえすればいいです。デジタルはこれに尽きます。ただ、アナログ回路に関しては、自分の場合にはボリューム用のICを二つ用いないといけないのです。帰還回路とジッタークリーナーではダメで、ボリュームが下がったときの残留ノイズを逆で殺したいのです。

 スピーカーなんかオカルトだ、とか余計なこといったな。口が過ぎました。

 一方で。マスタリングの内容を紹介して、説明に「人それぞれ」って書いてあるのに、「ちゃんと勉強しましょう」とかいうコメントが来てしまって、ああ、はい、みたいな感じだったので、ああ、はい、そうですね、って感じだったりします。

 なんというか、いい加減倫理社会と現代国語学んでくれって感じだな。ステップアップしろよっての。いやほんと、そうじゃなきゃシャバに出てくんなよ。みたいな。ピンキリだなほんとに。

 日時の確認もできないでもう何年も前の動画に自分の音も出さずにコメントしてくる「音楽やってる子供」ってキツすぎるなあ。端的にいって何だろうな。音楽なんかやらずにフーゾクでも行ってこいよって話では。音楽より絶対気持ちいいしサービスよさそうだけれども。しかもプロ意識ちゃんとできてるし。フーゾク行ってこいよ。






 

2016年3月25日金曜日

曇天

 工事の音と、何よりドカタの煩い、煩わしいでかい声での笑いや注意の声が数ヶ月続いて、ようやく平穏になるかと思うと全くそうでないようだから、ああ。

 何を投げても周りが始末してしまい、音も立てずに沈むだけ、それで実は空気はどんどんよどんでいく、みんなくたばる、みたいな感じで。大人の社会は難しいですね。

 部屋にピンクノイズ静かに流しとこう。




 まあ政治家じゃないからどうでもいいし、社会に参加なんてしないし、議論さえどうでもいい。ただ、個の領域を侵害する行為や、法人、理不尽な同調圧力をかける老害には憤りを感じる。不景気が増長させたのかもしれないけれども、今からどうにかされても、もう私は何のやる気も無いし、全く何もしたく無いし、何もしない。アホに憤る時間と労力でモーターを回せば、MP3が聞けます。

 それとかあれとか、俺に何の関係あんだよ。自分に何のメリットもないことはみんな健康食品の宣伝。

せっかく地震は予知できないって教えてあげたのはもう5年前になるし、次は海岸部の学校での集団防災訓練の無意味に至るけれども、予知は静岡では助成をやめはじめています。今どんな気持ちかしらね。数年後には確実に事実として共有されるようになるのに、あれやこれや、人格とか若いとか虚言とかいって、いやまあどうせ待てば獲物はやってくるし。じゃ、どーでもいーっす。

静的な場での正解とか真偽、あるいは正義の話をしている?いや、真正性の水準を述べているだけなのに。難しいことは分からないとかいわれて、また、はいはい、みたいな。

若者に頼る地域で、目先の利益優先して若者を潰すブラック企業みたいなクソテナントを入れまくるバカ、って感じだな。まあでも、もうどうにもならんよ。多分みんなもうチェックメイトだって分かってるよ、若い人は。

2016年3月23日水曜日

写真


このボビンのようなのが、最近ずっと騒いでいる「リレー」という部品。通電すると、巻かれているコイルが磁石になって、接点がカチッとくっついて、んでもって電源が入っちゃいます。ハイテクですよねー。
耐圧200V、静電容量1000μF
奥の方にもう3回路の安全回路があって、後でこれ全部開けてリレー掃除しなきゃいけないんですよね
何かと思いますがトランスです
192KHz対応


 けぴ山先輩が台湾行く前に「お金出すからエミリアちゃんのCD買ってきてー!」って頼もうかすごい悩んだのだけれども、頼まなかったことを後悔しております。せつなんさんに会うんだと!!ナンテコッタイ!

 日本で売ってないけれども、本当になんども聞いているので、普通にこれ振り込めない詐欺になっちゃってちょっと申し訳ない。スピーカーから流すと異国情緒あるからいいんだよなあ、おしゃれっぽくて。

 せつなんさんのバイタリティ溢れる行動力を尊敬します。

 あと、台湾人なのに失敗している昇圧の話とか、ASUSのケータイの話とか、そしてけぴ山くんと合流できる話に感動しつつ(昔は台湾の人にサクッと会いに行くというのはなかなか難しかった)。台南の皆さんが子供の頃から、そしてEeePCの発売よりはるかに以前からのASUSTekユーザーでもあります。だから、台湾の電源についている昇圧スライドを、やっちゃいけない方向にスライドするとか、みんな通る道なんだなあれは。ダメっていわれるとね、ついね。絶対動かないしいいことないってわかってるのにな、あれ。

 そういや、トロイダルコアトランスの線切っちゃったことあるんだよな。今考えると大損だな。








2016年3月22日火曜日

電圧

 VCA, JFET, MOSFET, CMOSと電圧レギュレーションが変化するのにしたがって「音が細くなる」ということがいえそう。ちなみに、CMOSはいわゆるデジタル信号回路。

 はい、実際そう思います。ただし、デジタルでいいとこ取りして加算処理した場合は、その限りではないとも。

 諸々の症状が改善しないのですが、それで曲作りも一旦休憩しております。テキトーにのんびり機材を修理してからまた計画を立て直して「残り」一気にやりますので。


2016年3月21日月曜日

ISISごっこは「社会通念上許されない行為」だったのか

 「ISISごっこ」で検索して出てくる批判的な言説は、すべて去年(2015年)の1〜2月で「ブーム」がストップしています。群馬の学校では校長がこれを、一時的な批判に屈して、すなわちテロに屈しているにも関わらず「社会通念上許されない行為」であると定義しています。

 わが国における表面的な「社会通念上許されない行為」というのは、それはまさに、テロに屈することではないでしょうか。群馬からでも埼玉からでも、ここからは鼻くそをほじるように気楽にできる、ある意味では残忍な権力の誇示でもある「ISISごっこ」を批判する、ということは、どういうことでしょうか。まさに、テロに屈している(恐怖を扇動することで目的に誘導するというテロリズムの本質的な理論に飼い慣らされている)ということに他ならないです。

 もちろん、社会通念を擁護する必要など微塵もないのです。けれども、この群馬の校長の定義からは、「社会通念」というものが、群馬県内の高校では、いかに「一過性」で加熱してブームの終焉とともに冷めるものであるか、よく理解できます。

 言い換えると、社会通念とはネットのまとめサイト、それを見たクレーマーの要望に忠実にこたえて学生を私刑で処罰する、ということに他ならないです。つまり、群馬の高校ではせいぜい2ちゃんまとめの恣意的な言説が彼らの行動の規範であり、彼らの社会通念を規定しているのです。

 では、ISISごっこは本当に「社会通念上許されない行為」だったのでしょうか。少し考えてみていただきたいのですが、そんなところ(いわゆる「2ちゃんまとめ」が考えた「社会通念」)から判断される校長の「許されない」という決定に、合意可能であるはずが、ないです。

 いっときの熱にやられたミスというものは人間であれば誰にでもあるでしょう。改善を願いたいものです。それでも改善しないのであれば、群馬のニホンザルの群れをヒト社会と間違えていた「私たち」に責任があるのかもしれません。

 群馬とか静岡にテロリストは来ないからさ。そういうのは東京に行くから。そしてね、あまり同じことで怒らせるなよ。

・テロリストの技術力と進行状況はどうか
 一部では核兵器が開発可能だとか喧伝しているけれども、イラクでは盗まれた核物質が使い道が分からずに戻ってきてしまっている。アッラーも目先のカネを泥棒するくらいしか教えてくれないんだろうよ。

 彼らは銃乱射と自爆を好んで使うけれども、それもどうだろう。私なら、自爆をする人数でその数倍は破壊できますね。やらないけれども、爆弾くらい遠隔でコントロールしろよって思うのだけれども。別にそれが集団である必要もない。

 所詮アラブの宗教でしょ。中東の技術力じゃ避妊もできないのでは。

 何より、例によって、ベネルクスの領域に破壊活動が止まっています。アントワープ周辺やフランスに通じる経路では武器の売買が昔から盛んで、人的な混交もあるので、茶飯事だといい切れる。

 だからここにはテロリストはこないし、来ても東京になります。だから、日本一丸となって、喪に服したり、反抗したり、ということになるかというと、そういうのは期待しているとしたら、お花畑の人でしょ。東日本大震災の後で富士山麓で発生した大規模な地震を覚えているのは、東京から逃げた思想家が再び被災した間抜けな話の中くらいで、私は微妙に、ああ、本当に日本なんてものは幻想だな、東京とは随分と温度差があるな、としか思わなかったけれども。

 死のうとくたばろうと他人は他人ですよ。









2016年3月20日日曜日

RIAA特性

 なんかめんどくなって「ロスでは日常茶飯事だぜ!」っていいながらRIAA特性っぽいエンコードかまして、すぐそれっぽいデコードしたら、なにこれむっちゃいいんだけど。さすがアメリカ、ビッグ。

 RIAA特性というのは、アナログだからこそ思いついたような、可聴帯域の端と端をプラマイ20db動かすというEQの塊なのだけれども、せいぜいディップ3db厳守の我々クソジャップのバンザイEQよりも、こっちの方がEQの性能フルに引き出しているから、クセの強さが活きてくるのか??わからん。でも良い。別にレコードとかフォノイコライザとか関係なくこれは良いな。

 あー、複数タスクになっておるぞ。片付けよう。とても忙しいです。

2016年3月19日土曜日

hrhr時計

 どれだけ悪口をいわれても抑圧されて人命の危機にあっても、最低限守るべき一線は越えちゃいけないな、と思う今日この頃です。

 まだリレー地獄は続いております。パーツままちゃ、まちょがえちゃった。小型だと環境耐性が強いんだよな。

 リレーって、電気が流れるとくっつくだけではなくて、反対に、電気が流れなくなるとくっついちゃうタイプもあります。かなり小型の物もあって、精度も高いのです。hrhr時計なんて出来損ないの本読まなくても、追い詰められたらきっと、いろいろよくないこと考えちゃいますよね。そんなことはないか。

 いつか世界が平和になるといいですね。




健康に気をつけましょう

 去年の春先、庭で草取りしていたらお天道様に意識を持って行かれて、気がついたら救急車でした。脳震盪を起こしていて、玄関先までは戻ったけれども、誰も家におらず、数十分そこで倒れていたという。

 確かに、いろいろ気をつけても仕方がないことも世の中にはあるし、常時仕事を押し付けられているような地方の洗脳され気味の労働者にとっては、同調圧力でどうにもならない状態に陥っていることもあるかと思いますが。

 どうかみなさま、季節の変わり目ですから、健康には気をつけてください。

2016年3月18日金曜日

リレー地獄

 これでダメだと、5つのメイン保護回路のリレーと別の6つある保護回路のリレーを全て点検しないといけない。つまり11個。バカじゃないか。

 良くも悪くも、これ作ったやつは何考えてたんだろうな。哲学者かなんかか。要するに、電源部だけで(他にもスピーカー前とかあるんだけど)11個も安全装置つけちゃってるんですよね。ここまでやるか。

 なんか今取り組んでるものは、バラすつもりで結局直ってしまいそうだなあ。

 コスパは悪かったかもしれないけれども、時間は潰せたか。今でもNYで500ドルするそうです。当初40万、買った値段は樋口一葉より下っていう。その間、為替が変動していることも、これまた一つの相場観。

 あと、インダクタの効果ってフィードバックやディレイと関係して面白いのですが、フェライトコアは、アナログの場合は通すだけで音が変わります

 ニチコンがギンギラギンのファインゴールドで、好きなのだけれども、ちょっと倍音でダボついている高域が気になりました。こういうとき、ローパス処理を考えるので、じゃあフェライトコアとかいいんじゃね?と思いまして、こいつをSonyのアンプにぶちかましたらこれは、素晴らしい。素晴らしいですわ。いやー。

 ゲート使いなので、インダクタとヒステリシスの関係する音が大好きなのです。たまりません。




2016年3月17日木曜日

安全地帯

 田園好きです、小学生の頃ずっと聞いてました。玉置浩二さんもベートーヴェンも。

 さて。Made in Japan の高級オーディオ製品に仕組まれた安全の闇にかかっております。

・オムロンは鳴り続ける
 オムロン、というメーカーはご存知と思います。なんだ血圧計かよ、と。いやーこれがね、ものすごい精密な部品で、なんといまどき可動部を含む職人的な「リレー」というものを出しておりまして、ひと昔のオーディオには必ずオムロン製が入っていて、そんな高級って感じじゃなく、今でも動き続けているという非常に素晴らしい、オムロン。

 そんなこんなですが、利益追求の結果、日本の工業は世界に進出し、失敗し、現在に至ります。しかし、オムロンはもはや日本製の超高級高信頼リレー製造ブランドになっていて、名声と評判に違いはないです。今日もひと昔の電源の中で「カチッ」と最初と最後をキメつつ、半導体リレーくんとイチャラブしながら、冷静な判断で電圧をゲートしているのだと思います。

・グローバリゼーションの弊害
 しかし、音響関連にも平成不況とグローバル化の波が押し寄せるのです。

 結果、リレーはオムロンではなく、よく分からない中小企業の中国製品で溢れ返ることになります。足の数もリレーの数も、あらゆるものが千差万別。安全回路は複雑化してしまいます。

 そして、これに輪をかけて起こるのが、信頼性に欠けるリレーの接点が不良になり発生する回路の保護です。つまり、電源が「カチッ」と入って、別にオフセットも問題ないし、DCが漏れているわけでもないのに、すぐまた「カチッ」といってオフになるという最悪のパターンです。

 保護回路というものは、通常電源の近く、あるいは電気がいっぱい流れていたりあふれていたりする増幅段の前後にあります。素人は高電圧の電源なんか触れませんし、リレーは深いところにあって分解しにくい上、回路設計の盲点で近くにコンデンサなどおかれていると、接点洗浄やメンテの為には、一度はんだから外さないといけません。クソ面倒ですよね。

 さらに、半導体リレーはMOS-FETなど整流を取る部品は(あるいは特定電圧に切り分けて残りを放熱するというPN接合の宿命で)、どうしても「熱」が出てきます。しかも、ちょっとビリビリ。危ないっすね。

 今私の目の前には5つのリレー、複数の安全回路、高電圧トランス、トロイダル.. という魔のサイクルがございます。ここが原因ですが、大人しく新しい部品を調達しようと思います。

 おかげさまで、電子回路に相当程度詳しくなったと思います。ぶっちゃけこれは嬉しい。


・深セン
 日本のパーツで古いものはメーカーにストックされず、全部深セン(中華人民共和国)に流れているらしい。で、そこでは部品の分別をオープンに共通化していて、そこから世界中にパーツを運んでいる、と。

 たまに大仰に「中国はハイテクだ!偏見は捨て去った方がいい」なんていってる意識高い税金泥棒系がいるけれども、私から見える中国は、そうではないです。やっぱりバカチョンはバカチョン、ジャップはジャップです。単にジャンクな電子部品を集積して整理している、しかも中華流に、というのが筋です。つまり、お互いの関係は従来通りで、平行線でそれぞれにある、ということです。そして、セコハンは修理や修繕には使うことができても、新製品にそれが用いられることは日本国内では、まずないですから、産業集積というよりは、むしろホビー色がより強い感じがします。

 中国には、新製品は存在しません。よきに悪しきに、今の中国にはオリジナルという概念がないのだと思います。

 若い世代にカネを回さなかったツケを、これから存分に支払ってもらうことになりますね。日中友好の新たな世界が見えてくるわ。

・AKM
 旭化成まで伝わらなくてもいいけれども、AKMの音好きです。で、AKとかで検索すると労働者の赤い血が流れるAKの方が出てきて、まあそっちも好きだなって感じですね。最近はサバゲにイスラム国も登場していて面白いです。

・ゲートに対する考え方の違い
 音の作り方は人それぞれで、そこに干渉する必要はないです。ノイズや定在波がある環境でも好んで雑音を入れに行く人もいれば、デッドエアスペースを好む人もいて、これは環境によっても違います。

 ところで、デジタルアンプとかDSDの系統は、電圧を「大音量のときには高く」するそうです。自分でもスルーしていたけれども、よくよく考えると、えっ、と思いました。

 小音量のときの方が色々と気を使うので。自分の感覚では、まず、小音量でアンプを絞らないと思います。大音量では絞ります。それが基本にあって、小音量のときにはノイズを入れて際立たせる、という方法を使っています。別に現実の音だろうと仮想の音だろうと何だろうと小音量のときに使っています。再生機器だと逆なのか。

・大御所
 2014年末あたりから、大御所中心にやっとスネアのマトモな音が聴けるようになった。それまでは本当クズというか、ぶっ殺したくなるようなクソスネアしかなかったし、まだまだ駆逐すべき連中は多いですね。そうでない大御所もいるけれども。

 それはいいや。

・絶縁とはサフ吹きと見つけたり
 結局プラモばりにきちんと絶縁塗装とかアース落としを丁寧にやらなければいけないけれども、これが本当に面白いです。工芸的なものすら感じる上に、なんか安全も美になるのだなとか。

 わかった。プロを適切に配置すれば済む問題だろう。はあ。どうしたらいいもんでしょね。音楽家は数学や音響工学をやらないし、表面実装なんてしないんですよ。こんなことしていたらそのうちDIYで直接お札刷りはじめてしまう。まあ冗談ですけれども、ある程度餅は餅屋で、スターにはスターを任せたいけれども、餅屋が餅をつけないで偉そうにしているのをみたら、ビ●ターの無能野郎とかね、誰でも殺したくなりますよ。だって能力関係ないもんね。









2016年3月15日火曜日

TEAPOは信頼できる

 私はPCを酷使していたのですが、TEAPOのコンデンサだけは吹かなかった。

 このままオーディオ系に使えると思います。

 特に電源ですねー。あとは、台湾製のOSコンとか出回ってないのかな。

2016年3月14日月曜日

取り込み中なんです!

 諸々置き去りでホントすみません。しかし道具は研いでおります。

・DC漏れか、DCオフセットを除去するか
 回路好きの人に説明するときに、これが便利だな、と思ったのは「DC漏れ」です。これは、いわゆるトランジスタの技巧が輝いているアナログ機材では本当に手間がかかると思います。

 「電源を入れた後、突然切れてしまいます」というジャンク品を見たことはあると思います。高価なものであれば、ヒューズ切れか、DC漏れによる保護回路の作動を疑います。さらにコンデンサの容量抜けとか、半田接合不良etc..

 DC漏れは、「オフセット除去」を完了すれば終わります。これが、いわゆるデジタル信号処理です。

 そんな私ですが、そもDCオフセットなんて存在しない環境で育ったので、数年前までよくわかっていなかったし、こいつが電気を使うアンプの動作不良の一因だってのは最近知りました、テヘッ。プロに任せたいけれども、「買い替えてください」しかいえないプロフェッション連中の中に、果たして信用できるプロフェッショナルの中のプロフェッショナルがいるだろうか。いや、いたためしがあったでしょうか。

 もう少し立ち入ってみると、DCオフセットを「適正」に除去するのは、もし大音量で鳴らした時にドローンでスピーカーが吹っ飛ばないようにするため、このセーフティー・ファーストが必ず存在します。もう一つは、いきなりオフセットで始まったときの無音部に出る違和感と、曲全体を通して、低域のクリアな状態を維持するため、という美的センスと心遣いの問題です。

 まあでも、これがそのまま「ヤコブソン以来の疎密」の、巨大俗物たる形而上学的「産業」大衆に対する無力さを物語ります。あくまで野生の思考でやっていかなければいけない。WSD?は?何言ってんのお前?

・リアルタイムでの「補正」
 でも、リアルタイムで補正できないし、それってコンテンツだけの話じゃないの?ご安心ください!職人が腕によりをかけて開発した新技術「モーテルカリフォルニア(米国式マッサージ)」で解決可能です。

 知らんけど。

 じゃんけんの必勝法は、相手が出した結果を確認してから、勝利可能な結果を出力することです。同じように、リアルタイムで流れる音を流しておきます。ここで、もうひとつの全く同じ遅延した音を流します。リアルタイムで流れる音に不都合が発生しても、聞いているのは「遅れた音」ですから、不都合に合わせて遅れた音を好きに解釈してしまえばいいのです。まさに、あなたの色に染めてあげてください的展開!

 早漏と遅漏、であってはいけない二人が出会ってしまったとき、ここから恋がはじまります。

 「やっと会えたね」

 「700年ぶりだね」。

 恋の「ボルテージ」をコントロールすると音量が変わります。激しいときには激しく、冷めているときには静かに。

・なぜ最近時間がかかっているのか
 バカだからですが。あのですね。実は機材の中でも最悪に複雑なAVアンプから部品を調達しています。1000円とか2500円で、まあびっくり32Bit処理で理論64Bit処理のDSPサウンドから、大量の192KHz対応DACに至るまで、普通に買ったらツボ売りが60万円で売ってるような、わかる人にはわかる価格崩壊した鮮魚の「大漁」なのですが、いかんせん世界で一番複雑になりたい年頃の娘でございまして、内部は複雑を極めます。さすがに、何をやっているのかすべて理解していても、分解だけで数日かかることは必至の民芸品を淡々と捌いているために、時間が全くありません。申し訳ない。そのままでは使えないけれども、すっごいいいですよこれは。オススメです、万人ウケしないけど。ある意味では、都市に出現する金鉱ですよ。こいつから何台良質なアンプが作れるのか、そこから何曲生まれるのか、ということですね。あと、遠隔操作でボタン押すと、なんか開いたり、回ったりとかするの、わりとすごい。

・できないこと
 自分一人ではプログラミングができないです。メカや調整とかはできるとしても、肝はここだろうなあ、と。専門の人がそういうのやった方が面白そうだし。

・音の批評性
 求道者的に「いい音」を求めさせていると「ピュア界」とか自称「聞き専」に行ってしまいそうな作り手がいて、儚いですねえ、と。ある程度の技巧的余裕がある者こそ、そういうギスギスしたくだらない争いは避けるべきです。

 そこに手段を選ばずに殺すべき共通の敵はいるのかい?

 DTMライターが取引先の商品の付録を「下手なUSBのDACよりいい音がしますよ!」というとき、ああこいつはレベルが低い、とは思いますけれども。執拗にApple製品でUSB端子を使おうとする姿勢とか、ゴミ以下ですね。12点。そんなに使いたければ回路起こせ。線引っ張るだけだろ。

 そうではなくて、リスペクトの領域にある人に一方的に批判されるのは、嫌だということですね。あるところからは、考え方の違いとかあるはずです。















2016年3月9日水曜日

組み込まれるもの

 今日も出かけて用事こなして、曲と向き合います。喋らせるのがどうなるか怖いんだよなあ。じっくりやるので、少々お待ちを。

 さて、組み込みのフレキは怖いけれども、液晶くらい稼働させてみたいですよね。


消費者をなめているとしか思えない00年代の著作権トロールと化したソニー製のウォークマン。右上の電池はリサイクルマーク書いてあるのに、ベッタベタにくっつけて検品GO!!どうリサイクルするんだよ。。
とても細かく、フレキに部品が実装されている恐怖のキヤノン製品。組み込んだ工場の労働者の過酷な労働に思い馳せながら分解してコネクタを確認。こんなものを製造していたら、心が病んで発狂してしまいそうだし、この頃はいわゆる工場の労働者が自分の工場に突っ込むテロ事件が多発していた。相当ひどいんだろうし、工業はもう死んだ。一応「映像」なので、まだ配線というかピン配列はよくわかっていません。merakiaさんと作業して以降、映像は超難しいので、自分は音に徹すると決めたのだった。

2016年3月8日火曜日

ええええ今そうくるか

 いや、実は丹念に作っているのでピアプロの「本日の楽曲」に入らないかとワクワクしていたのですが、入っていた!いやーなんかあんま信用されてないんじゃねーか的な怖さがね。このタイミングでそうきたか。ありがとうございます。よし今日は作ろう。

 あと、高域の補正ってお家芸で、その手のものを欲しておりました。いわゆるパイオニアさんのレガートリンクコンバージョンは素晴らしいものですが、若干手に入れにくいので、DSDの音質が想像以上に自然な汚し系でこの代用ができるのは良かったなあ。

 もし完全に動作しているものを使うと仮定すると、SonyのS-Master搭載機でオススメは断然CMT-9SEです。それから、その筋ではよく「ATRAC後期」と呼ばれる「Type-R」もよさげ。ヤマハも方々で大人気ですね。初音ミク以降明らかにブランドイメージ上がってる。

2016年3月7日月曜日

300円

・高性能DA-AD
 実はもう一枚手に入れました。デジタルでは集積回路のピンが100以上あったりして、正直ビビるけれども。



複雑でもビビらない、というのは、理由があります。結局のところ、最終的な出口や入り口は、私たちが普段目にするあの光端子であり、同軸端子であり、ライン入出力の端子であって、その他の何か難しいことは集積回路が全部やってくれる、ということです。というかね、大手メーカーにいて、むっちゃ音に厳しい理工系なのに、フーリエ変換は分からないという友人もいます。うちの弟みたいな優秀ななんでもできるグローバルエリートもいるけど、まあそんなもんですよ世の中は。だから、必要に応じて、例えばクロックなどの同期信号を取り出す時も、実際にはもっともっと削れます。アナログ信号をデジタル信号に変換するときに、CDとDVDとMP3とMDとかセットを同時に聞いたりはしないですから。

・ステレオ信号ならさらに縮約できる
 リスニング環境を考えたときに、DSPもいらないでしょ、とかいっていくと、本当に使うパーツは減っていきます。これで超高級機の音を3000円(ニーキュッパトかすげえな)で出したピュア界のK-POPスターがLepaiで、聞くのに関してはその評判はガチだと思います。案の定バカチョン系なので、すごい雑な作りで最悪発火までするみたいだけれども、D級アンプをパワー段にまで持ち込んで発熱がまんま出たということだと思われます。

 日本の大手メーカーの友人から聞いたのは、ここ数年は2chステレオ回帰しているという話です。例えば、ホームシアターのデジタル段では、エンコーダーの前後にどうしてもDTMでいうところのEQあとがけみたいになってDSPが入るので、そのせいで音質が劣化したり、192kHzに対応できないことが。だから、音楽聴くときはDSP切っちまえ、と考えるそうです。CD聞くだけとかなら、もういっそATAPIドライブ入れてAIMPとかに再生させときゃ限りなくシンプルにできそう。

 そうこうしているうちに集積化が進んで、とんでもなく小型でローノイズなものが出てくるのですが、それだって結局単価がLSI単位になったということで、予算は下がります。

・アンプ
 この先にアンプを用意するのですが、2010年頃からD級アンプやClass Aアンプのブームがあって、比較的環境は(今はちょうど)いいみたいです。いろいろ資材が手に入る。最近円高傾向で日本製品やネットMDがまた高騰しているのだけれども、これとか、いわゆるディスクマン(CD walkman)は、デジタルアンプ搭載のものがあります。これでも結構いけるのですが、概ね1000円以内。実は持ってます。

 液晶つきでジャンクで売られているDVなんかもいいですね。液晶もアンプも手に入るし、高性能です。液晶も使えるし万々歳っすね。マイクロフォーサーズもいいね。

・アンプのノイズ
 昔のs-masterは某国で出回っているものをいろいろ回路とかダイアグラム見ても、どこにもアナログの文字がなくて、出力もいい加減です。どれほどいい加減かというと、96kHzで出力するとほとんどノイズで、しかも異様な値が出ていてリコールにならないのが不思議な感じのひどさです。実際に、いろんなソースで、いろんな解析を打って試していますが、可聴帯域の外側の超高域で、かつてあらゆる場所でバカにされていた通りかそれ以上の「急峻な持ち上げ」があります。ぜひgetして(必ず、あらかじめローパスを20kHz程度でも入れてから)試してみてください。可聴帯域でもリングトーンに近い独特の歪んだ音です。

 出力先も試してみましたが、ラインから出力してもこれなので、全部アンプを通っています。PCMなら、何らかのノイズシェイピングをしてから出力しています。ちなみに、世の中の音源は大抵PCMで作られています。DSDなんか知らん。

 それでも、初段の出力を下げたら、あとは楽音が綺麗にあがって、ホワイトノイズの値は上昇しません。やっぱり最後は何らかの形で最小限アナログ通して音量だけコントロールするのがいいんじゃないかと思ってしまう。アナログか、そうでなければDSDやPLL系を一切やらなくても制御可能で普通に聴けるからそれでいいと思った。ただ、一般的にはダメでも、クソマスターは高域の補正に使えそうで好みです。そのまま行きたくなる音です。

 どこかしらでアナログなりDAを通した方が好みになりそうだけれども、SACDとかこれで「いい音」と言い張っていたとしたら、ピュア界ってのは相当アレなんだな。

 あ?何?DTMライターオススメのオーディオゲート?ごめーん、今DSDきいてるもんで聞こえないわー、後にしてくれ。っていうかさ、補正するなら聴けるようになるけれども、そういうの一切抜いて初心者に変な混ぜ物聞かせるとかク、ゴロというか、クズだな。

 ただ、私はいくつか現実的な補正の指針があります。それは、アプコン含めたDSDなるものの理論値に騙されずに現実的に、ハイサンプリングなPCMを最終段に構成しておいて、そいつでローパスもやってDAする、というものです。実測値ではDSDよりも2448の方が包括的に考えて優れていて、ぶっちゃけそれ以上は、DSDはノイズです。周波数だけならまだしも、アンプ特性もひどいのが困る。

 どうせ最後はアナログのローパスを入れるなら、デジタルで処理してからDAにした方がいいでしょ。工学も地に落ちたな。








2016年3月5日土曜日

DSDは必要か

・DSDはDSD
 イロモノとして楽器的に混ぜるなら面白いけれども、べつに普及しているわけでもないし、エフェクトもかけられず、ディザも入れているので、マスターに使うにはドベって感じするし、2496以上は今現在、事実上「扱えない」。アマチュアでこうだから、プロには無理なんじゃない?聞く側としては、ハイレゾのコンテンツも揃わない。ワーグナーにJPOPアーティスト、演歌が腐ったようなの。そんなのばっかり聞いていて、つべの動画紹介もそんなのばっか。しかも録り音悪いし。ワーグナーでなにが分かるんだよ、そこはチャイコフスキーだろと。そも、そんなに(ピュア界が大好きな)リアルなアコギ弾き語りを聴きたければ駅前で聞けばいいのに。オーケストラや、最近の舞台「芸術」は国策芸術で、文教予算を取って、その予算でダメな人を生存させるための生活保護なので、アート性どうこうは関係ないし、市場も関係がないのです。そういうところからきた贅沢な連中が市場活動を停滞させているさまは何度も見ました。

 100万もかけてそんなコンテンツ聞くならオーオタ以前にセンスなさすぎで、たいていそんなんがDSDマンセーしてる。そして、まるでピュアな音なんです!レコードのような音なんです!と。処女膜から声出すなよ。音楽はもっと汚い音で。

 出てくる数字も、大抵DSDマンセー。しかも前提がおかしいことばかり書いてある。ネガキャンでは。ネガキャンはよくないよ。ネガキャンするほど売れ行きが悪いんだろうね。

 私は、フォーマットは電源と同じくらい音質に関係ないと考えています。

・単独精確なクロックから「同期」へ
 あと、いちいち他人の音と自分の音を比べようとするなよとか。低俗な争いはやめようよほんと。ぼくのは大したことないよ。むしろそういうのは利益平等配分にしてガンガン頼みたいですよ。

 ついでなんで。クロックは精確なものは工業で借りてくりゃいいんで、同期をね、同期をちゃんとしないと。人類学や言語学における「共時性」"のような" 概念に近いと考えていますが、同期が重要です。同期は難しいです。

 そこも、同期が取れないデジタルのジッターと、アナログでのコモンモードノイズ的な扱いでは別だなと思う。単純にジッタージッターっても、いろいろ違うし、デジタルのジッターも楽器として練られたものを聴くとジリジリいっていい感じします。

・で、包括的に考えると
 DSDとか1bitでサンプリング周期がはやいやつは、アンプなど再生側での色付け向きか、逆に録音するときのプリアンプに通して使うコンパレーターの処理にして、コンテンツのフォーマットはPCMや、ひどい話ではあるけれども圧縮という話に落ち着くのでは。










そもそも論

 ものにもよるけれども、やはりプロに任せた方が素晴らしいものができます。あるいは、分業です。

 例えば、さあアンプ作ろう、と思うと、LCDつけて、萌えキャラ入れて(ここまで考えなくていいような)、キャラ設定考えて、セレクターつけて、マイコンかラズパイでコントロールできるようにして、DACとアンプと音量もプログラムして、、できねーよ。

 そもそも、MOTUで満足しちゃっていて、不満はないです。ということで当分無理な背伸びをせずに、MOTUでいこうと思います。が、Winで外部クロック同期はさせたいなあ。

・沼に落ちる気はない
 まあでもね、流用ですよね。回路とか難しくてもパターンはあるし(内部では大抵、平衡 へいこう 接続でコモン・モードノイズを減算合成していたりする。これを差動回路とかいうそう。他にもアナログのローパスとか)、最低限ある安全確認情報は

  ・パワー(W, μF, V (48, 3.5, 5.5 etc.. ))
  ・信号の種類(CLK, AIN, DOUT(coax or opt),  GND..)

あたりで、それなりに「おなじみ」だと思います。だいたい何言ってるかわかりますよね。難しそうですが、ほとんどワンチップになっていて、取り出すというのが最近のやり方っぽいっすね。

2016年3月3日木曜日

気がついたこと;大小音量差とノイズの感じ方の違い

 たまたま600円で買ったやつの回路がすっちゃかめっちゃかで、色々考えさせられます。なんとラインからDSDが直で聴けるらしい。ウケるわー。

 で。これ、小音量で聴くときにはDSDとかPLLが圧倒的に有利だと思った。ギミックはよくわからないけれども、増幅するとデジタルでもアナログでも底にあるホワイトノイズがデカくて耳障りなのです。AVアンプなんかは、昔のやつはチャンネル数だけノイズが多いといわれていました。けれども、DSDとかPLLだけ取り出してちょいちょいしてやるとさほど気にならないですね。さほど気にならない、っていうのはかなり重要なのでは。

 逆のことをいうなら、従来のアンプは、増幅し続けている状態で、コンテンツの音量が小さくなるほど、アナ・デジに関係なくノイズが乗るという悲しい事実です。が、最近はかなり実用的になっています。それは、ローパスフィルタをしたから、とは考えにくいです。多分、現状はアナログ段での使えるコンデンサの発見(主にDIYの人たちが安上がりだからと使っていたOSコンがわりとすごかったらしい)とか、そんなところです。私OSコン初めて見たの台湾マザボのコンデンサ破裂以降に出たASUSかも。一般的なケミコンに対して見た目が超強そうでした。

 実際に、固体抵抗で耐久性があるのと、あと、なんでしょうね。富士川あたりの化学工場ってのはよく、それはもう高頻度でやたら爆発するのだけれども、そういう点でも液体ケミカルはヤバい、という刷り込みもあるかもしれない。

 ただ、音量が大きくなるほど、ぶっちゃけ関係なくなります。つまり、こういうデジタルな小間物というか、点滅クソ早い処理系は小音量では有利です。しかし音量がデカくなるほどメリットは薄くなります。

 こういうときに考えるのは、じゃあ小さい音量のときはDSDで、大音量になるに従ってPCMやDA、パワーアンプ入れた音にすり替えていけばいいんじゃないか、ってことです。珍しく理屈を捨てたのですが、どうなんでしょうね。周波数は、正直どうでもいいです。DSDや1bitオーディオがいかなる状況でもすぐれているとか、そんなことは全くないです。オーオタ相手の怪しい研究者が「誤謬だ」といって回っていますが、お前より俺の方が数学できるから死ねとしか思わない。所詮は1bitオーディオであり、ディザも入れているわけで、周波数で判断するのは誤謬です。

 工学も地に落ちたな。

 我々おっぱい業界では、大は小を兼ねるとは限らないのだ。しかし、知恵を持ちあって寄せて上げたらこれは、すごい「自然」にそれと認識できるのでは。もともと違う質感のふたつが好みに応じて変えられる、すごいですね。

 タイでお経を唱える。UFOを呼ぼうとする。すると、タイでお経を唱えながらUFOを呼ぼうとしている。今どっちなんだろう、というのが、自然という言葉が誤訳も包含するのであれば、ナチュラルブーストに感じられるということでは。実際、超大音量で扱うには「成熟していない」というのは自明のことで、いいとこ取りの方が保守的でよろしいのではないでしょうか。今回もまたピュア界は間違っていたのだよ。

・コンデンサとはなにか
 知りません。辞書で調べてください。コンデンサ以外も含めて「石」についてとにかくわからないことは調べていくと、そのうち定番とか見つかると思います。NE5532とか、あーあの、という感じになってくると思います。たくさん持ってる三( 'ㅂ')

 ちなみにこれは電気の話ですが、ロードローラーだったら選ばれたのは石油(?)だと思います。ものにより適切な手段を選びたいものです。

 ヒューズを飛ばした数だけ詳しくなるという説もあります。










わるい子のためのヤマシ音楽教室

 ピアノ教室で満足できないあなたに。まあそうよね、BDとかDVDとかいって、今や飛行機を確実に堕としたり、爆破物を遠隔着火できる(やらないけど)レーザー搭載のムービングフェーダーを数百円で手に入れることができますが、ぼく平和主義者なんで音楽聞いときますよ。ま、言うだけならタダですからね。ちなみに音楽とか好きじゃないんでエッセイストになりたいです。

 なんと曲の頭から曲の終わりまでを絶対値に入れて、外周に向かう速度を重み付けすれば数学的にも物理的にも美しいハーモニーが。ああ世界が崩れる。やるなよ。困ったらやっていいぞ。


 目指せヨウツベマン。難しいと思っていたけれども、案外信号を取り出すのは(勉強と読書しすぎて目が悪いのでピン配置読むの厳しいけれども)文系でも数学使ってたらできますね。あと、意外ですが、容量と電圧に注意しつつ、やはり細かい部品や接点への接続が多いので、裸眼視力と感覚も使います。いざとなったら必殺レジスト汚れ落としにクソ半田でちょいのちょい。クソ田舎でクソ半田。

 

 CDやSACDとかは、まあどうでもいいので。さすがにもう年齢的に裸族もきついし、どちらかというと裸は鑑賞したいですね。見るだけでいいの?

 で、アンプとDACを、これだけのものを(使い方による、いや音楽の話ですよ。高精度とかいいんですよほんとどうでも)1000円以内で手に入れられるのはいい時代としかいいようがない。まだ視力のあるうちはフラット用のコネクタからいくらでも好きに情報取れるし、FWやUSBもチップさえ対応していたらつなげることができて、ノイズが嫌ならOSコンもあり、いやあ、楽しいですね。高級機はみんな都会とオクに流れるけれども、中身同じならこっちのもんよっていうね。芸の幅が広がりました。あと、ちょっとだけデジタルがわからない人の気持ちとか、わかったかも。

 いじってて思ったんだけど、シャープやソニーの音楽を中心とした工学がある時期、それこそテレビだとか普遍的なものを工場で「ブラックボックス」に入れたせいで、大きな損失になって、ぽっかり本来の楽しみが空白にされてしまった時期が確実にあります。クローズドにしたところで、結局蓋を開けたら、大した話じゃないのにね。

・ジャパンでのマストバイは東京であり地方ではない
 電子製品はジャンク含め優秀なものは今や中国系・したがって中国語が圧倒的に多く(別に何語でも文系のやる語学ほどブラックではなくて、語彙はとても少ない)、その界隈はもう英語が共通語という認識でもない感じがしますね。それだけプラグマティックな人がいるということでしょうね。中国語でも早大から出てくるような北京カブれでは華僑系でもダメレッテルのようですが。

 でも、「日本製」は大ブランドらしいです。(cf. アリババの胡散臭い電子部品)で、微力ながら中華系の皆様にアドバイスです。いつもありがとう。インバウンド消費なら地方は絶対やめてください。気分が悪くなります。それよりも狙い目は関東です。関東には世界のすべてがあります。地方で買い物をするつもりで東京で買った方が、物価も安く質も高いです。

 じゃあ技術が手に届くもので国際化が進んだのか。それは、あなたが英語を話せるようになるのと同じで、500%ありません。よく勘違いしている人いるけれども、正直うざいっていうか、技術を身につけて国際化してから話をしてくれって感じするわ。色々身につけてそれなりに修めたら、どれも単価落ちないんだよね。
 















2016年3月2日水曜日

計画チェンジ

 とりあえず今作っているものを完成させます。早々に。

 で、実はこっそり「縛り」を設けていたのをフリーダムな方へ解放したいです。作るのはできるし、品質も揃えてあの音を出せることはわかりました。ひとりでの限界もわかりました。

 去年から暇を見て相当な数をこなしたと思うし、鏡音リン・レンv4xではまだ2か月です。自分でも聞き返す程度に、音に関しては死ぬほど追いつめていたと思いますし、実際死んでいる(?)。

 10曲を目安にしたいところです。ま、ネットくらいは口より手を出しましょう。

¥680

 S-Master (sony)を集めております。東京に出た頃から、貧乏していたこともあって、大音量で聴くことはないのですが、このアンプの端子を付け替えたらうまいことマイクプリにできるかなと思います。逆にするわけです。

 それ相当にノイズはあるけれども、正直録音ってノイズは乗るものなので、これでかなり満足です。

 これ一応故障品のSACDだったけれども、一度自分で直してしまいました。そのあと、ちょっとドライブの調子悪くなったけれども、300円くらいでDVDドライブ買ってつけちゃえばいいんですよね。







 S-Master、2000年代の最初の10年で初頭のものでは、おそらく耳で聞いて「SN比が悪い」と感じると思います。ノイズが乗る、とかいわれるかもしれません。結論からいうと解決(というか補正ですね)可能です。これは原因が二つ。

 まず、DAと(これすごいですよね、パワー)アンプが同じ出力になっていること。全くの同時進行です。逆に、こんな状態でよくまあ、あそこまで低ノイズ化ができてしまうのだなあ、と感心してしまいますし、デジデジな自分の頭だと、このやり方は思うところありますが。

 次に、小音量時の高域特性が大音量時の構成と均一であること。録音時には、ゲートやローパスをかまして補正が可能です。回路が常にフルテン解放されているのだな。

 立ち上がりが速くデジタルな音、といわれるかもしれませんが、私はむしろDAに関しては90年代のアナログ特有のシルキーな歪みに近いと思います。とても個性的です。しかしパワーアンプからアナログ直結というのがすごいなあ。今や小音量時のローノイズを楽しむヘッドホンアンプの人気商品ですよね。

 ということはラインから出力すると何のノイズもないクリアなサウンドが実際得られたのでした。いやはや。

 ここでも、フラットケーブルは罪深いですね。例えばCDドライブならそれで、オーディオ用からPC用まで大まかな規格や作りは似ているけれども、狭ピッチのフラットケーブルは本当に自己中でまあ各社バラバラですねぇ。せめて配列書くとかさ、時間ないのかな。

 そして、気がついたことがもう一つあります。韓国製のドライブは寿命が長く、一方で日本製は「CDトレイ開かず再生できません」でおなじみのジャンクが並んでいます。サムソンはベトナム製モーターを組み込み、日本のオーディオはミツミ製の高性能モーターを組み込んで、この違いです(ベトナム製のやつはなんかこう異国情緒あふれてる)。原因は日本の義務教育に出てくるあのゴムプーリーです。韓国製はプーリーを使っていません。








2016年3月1日火曜日

パラで録音していない

 今作っているのを仕上げたら3月以降すべて解体。一度バラします。ちょっと他の用事をしながら、音響機材を自炊して楽しみたいのです。せっかくなので、何か経営的なことしたい。

・作曲と編曲
 旧来、「音楽出版」が扱っていた領域で、旋律だとか譜面だとかいいます。以下に述べる工程はすべて「原盤」にかつて属した領域での話です。

・ミックスとは何か
 自分でもよく誤解しているのだけれども、ミックスとはなんでしょう。

 これはかなり深い話で、厳密にいうと録音とは違います。それがドラムであっても、マルチチャンネルで同時録音をするという行為は相当な冒険だと思う。テクノロジーがそこまでカバーできていないです。

 また、マルチチャンネルでの同時録音をやれといわれたら、MTRがいいと思う程度には機械やDTMを信用していないです。ここで出てくるのが「トラックダウン」という概念です。

 ちょっと考えてみてください。ビンラディンさんが同時多発テロをやるのと、アメリカさんがアフガンで一点突破の正義の戦争をするのと、どちらが大変でしょうか。これは本質的には戦争という「同じもの」ですが、取りうる戦術は全く異なるものです。同じように、同時録音とミックスでは、作業としては全く違うものになります。

 どちらも大変です。そして、まあ出てくる結果は同じ土俵だということですね。

 ちなみに、このミックスの作業が、デジタルミキサーが入り込もうとして目下失敗している領域です。

・トラックダウンとはなんだったのか
 上では録音の話をしました。やさしく平和な世界で他者を排除するときに、録音はあくまで同時多発ではなく、幾つかのテイクを重ねる方が予算にもあって効率もよいです。プロなら一発さ!とかそういう出来もしない低俗なガキの精神論は他所でやりなさい。

 トラックダウンとは、録音したものを「混音」して、書き出す作業です。録音しながらミックスするのではなくて録音したものを2chにして書き出すまでの作業をトラックダウンとします。

 厳密には、最終的なメディアによってチャンネル数は変わるのでしょうけれども、そんなことはこの際は瑣末で、ドウデモイイです。

・ある程度使う楽器は決まっている
 ここで扱っているのは、その辺の安く低俗な自称プロの音作りの話ではなく、法と経営に膾炙したカネの匂いのする野生でダーティーな音作りの話です。
 
 「打ち込み」と「生音」が主な分類です。当然それを両方混ぜるグレーな領域もありますが、大概プロは「プロなら両方できるよ!」と過信し、ここで失敗しています。アマチュアはそういう分類をしないですべてを混ぜます。そして上手くいきますが、やはり別物だと考えます。それでも、大きな枠の中にはこのふたつがくくられてあります。

 どこで判別するかというと、ドラムです。

・問題とソリューション
 問題は生音系です。3点録音ならパーフェクトにできる!という精神論は退場してください。スネアとキック程度はパラで録音しろ、しないとぶっ殺すぞクソガキ、というのがソリューションです。ドラムのチューナーのレベルが低いのか何なのか、プロのスネアがクソすぎる。

 プレイヤーはプレイヤーに徹しろ。お前らがコンテンツの価値を下げ続けてるんだよヘボ。人のいうことを聞けよ、日本の癌が。

 そして、その状態でトラックダウンに持ってきてくれないとカネにならないし、話にならない。あくまでコンテンツとしては、多少作曲やアレンジがクソでも、トラックダウンでそれなりに美しくできるのです。で、そんな「制作」がカネになるのかよ、という話ですが、こんなものはワンオブゼムで、私は一貫して単純に「品質管理」の話をしているのです。

・わたしのやり方
 プロのみなさんより何でもできますし、何でもしてきました。プロのみなさんよりも数字をあげられますし、公正な競争もできます。しかも安い。そして、いくら雄弁に語っても音質が悪い皆さんとは全然土俵が違います。最近の自称プロは法律も守れないし規範も理解できない。やれやれだな。分業してそれなの?お前はベネ●セの経営のプロか?お前、裏で「業界クラッシャー原田」って呼ばれてんじゃねーのか?

 「ボーカロイドなんか使ってる」とか「趣味だから」とか、全くその通りだ。じゃあお前のトラックを聞かせろ、というと、大抵クソじゃないですか。経営もできていない。本当、早く死ねっての。それで売れると思ってんのかマジで?っていうかひとつも売れてねーだろ、こちとら「商売」してんだからよ。しかも社会性も足りないし、質問もできない。そういうバカが新規事業で得られる収益をガンガン潰していく。情けない。

 結局、聞きたいものを自分で作る程度まで制作の質も落ちてくる。しかし私は本来そういう分野の教育というか現場マンじゃないんですよ。なのにここまで音が作れてしまうのは、単に現場がクソなんですよ。PAの話ではなく、一貫してコンテンツの話です。全くたるんどるな。

 重要なので繰り返しますが、音楽が売れないのは音楽が売れないせいじゃなくてお前のクソみたいなトラックダウンのせいだろう、ということは数字から考えても実際明らか自明の明白で、やはり音質もある程度、いや相当程度に消費選好の基準に入ってくる。だいたいハイレゾ機器は売れているのに買ってるコンテンツが昭和の焼き直しみたいなクソ演歌だったりして、なんだかセンスが悪すぎるし、聞きたいものがなければ買う気にならないだろ。

 で、「音楽はみんなやりたいから」みたいな話しはじめて話をそらしてくる奴もいるけれども、そうではなくて、ある程度基準があるところに放り投げられないというビジネスの機会損失ほど痛ましいことはないでしょう。お前らは頭の中でアーティストだけやってりゃいいかもしれないけれども、私はそういうわけにはいかんのだよ。そんな音楽にまで裾野を広げたな話をしているのではなく、単純な需給の問題なのに。やっぱり客よりはお前のせいだよ。

 法人じゃないか個人じゃないかとかで流通に制限かけてみたり。いってることとやってることが違うとか。まーったくね、こうね。もういろいろとダメ。それだって音楽配信の単曲利益が増えるごとに利権が脅かされて結局テールになって雲散霧消してなくなっていくんだぜ?お前らクソプロは新規の仕事しねーのによ。っていうか法人で予算ついて東京でやってんのにそれしか売れないとかヤバいんちゃうの、そろそろその経営センスのなさに気付くか世代交代だろう。

 それであれなら、法人化するってのはありかもね。やり方はあるけれども、生活安定して資金調達できるわけだし。そこで動くのはありかもなあ。起業じゃなくて成りの方が事務方できていいかもしれないよね、経験上。私はそこまでして算段重ねて予算示して、就職に苦労しなきゃいけないのか。みんなそうなの?はぁ。事務やるのになんでこんな大変なんだ。新卒採用でいいとこ入って頑張ったほうがいいよ。この社会這い上がれないですから、やめたほうがいい。

 でさ、定額配信なんかしたって客も聞きたいものは限られてるんだよ。コンテンツを売れよカス。そしてコンテンツの権利を貸与しろ。メディアはどうでもいい。ここはジャッパンだぜ、ジャップとしての誇りはないのかこのクソジャップ。貴様がアーティストなら、アーティストであり続けろよ。手段は貸してやるといっているのに、誰も聞いてこないんだよ。アイドルやアーティストが、名前売れているのに政治家目指したりとか、バカちゃうか。

 目に余るんだよね。何がしたいんだろう。全体の売り上げを落としてでも、自分の仕事を守りたいだけなんでしょ。そういうチームプレーの発想は義務教育までにしてくれ。分業の発想はないのか。お前はサッカー選手か何かか?みたいな。ホームランばっか打ってんじゃねーよ。

 もう何もしたくないですね。口と手を的確に出したい。自分より要所要所に上手い人はいるので、そういう上手い人に予算割り振りたいんですよ。そしてそれを聞きたいです。だから、本当はできれば、もう何もしたくないんです。

 仕事は仕事、趣味は趣味です。