2016年11月14日月曜日

男女共学化するオタクの話

 最近はここまでアニメと主題歌を考えてきましたが、現在はその流れに乗って客層が説明できないことが多いです。

 理由としては、インターネットの普及でアニメやラジオ以外のコンテンツが盛り上がりを生むようになったことがあります。たとえば、ボカロもそうですが、真夏の夜の淫夢など、従来から考えると予期せぬ流行が出てきたというように感じられます。 良くも悪くも、どれもマスというよりは明らかにウェブの双方向性の方面から出てきたものです。

 自分もたとえばアイマスなどは、よく遊ぶ友人がXbox持ってたのもあるけれども、ニコニコ動画で知りました。パイタッチ動画を見て、その斬新な3D映像とコミュニケーション方法に衝撃を受けたのを思い出します。パイタッチはやってしまうとアイドルからは汚物を見るような目で見られます。

 従来は男女の境界が鮮明でした。おそらく東京のオタク層が、男子校や女子校に分かれていたのが、次第に共学になっていくのと同様です。だから、先述のスタジオディーンの乙女(?)向けだけを追っていってもタコツボになると考えます。逆の層ではPCゲーム(男性向けアダルトゲーム)業界の危機感も伝わってきますよね。もっと掘っていくと、そのさらに別のラインには、国際化もあるでしょう。

 そこに至る過程では、当然のように「カップル続出」とはいかずに、軋轢と衝突の連続かもしれません。えー!サイテー!と思うこともあるかもしれません。異性の汚さも大人の頼りなさも見ることになるでしょうね。ただこの客層を開拓しているのがウェブで、今後もしばらくウェブからの諸々が担う部分ではないでしょうか。