2016年10月3日月曜日

AVアンプとエア本さん ~ V88ESの真の実力を垣間見る

 頭がパーンしないエア本さんのグルメレースをSonyのV88ESで聴いているのですが、こんなに恐ろしいものを聴いたのははじめてかもしれない。2chステレオで聴いても、このアンプは想像を絶する恐怖を心に与えます。もう、本当にびっくりした。

 グルメレース自体も切迫感があるのですが、あの受話器を持ったときの「エー!」って音が、もう本当にこれこの世の終わりに悪魔に取りつかれた最後の人が上げる声のように、ぎゅえええええええええええええええぐえええ、って。

 それはもう映画も「hrhr」ですよね。いやぁ、音の定位がきっちりして質もきっちり作ってあるいいアンプは楽しいですね。コンテンツも、こういうものは実際のところ優秀な人が「きっちり」作ってあるものなので、ソフトとハードの生み出す美しい相乗効果ですね。

 そして、心臓に超悪いです。エア本さんをAVアンプで聴くと、こうなるのか、いやはや。

 スープカレーもぐいぐい迫ってきます。qwerty先生も自販機先生も素晴らしいとまたひとつ確信させていただきました。

 エア本さんはディレイの使い方がどれも印象的なのですが、V88ESは、声やタムなどの音が消える寸前までしっかりとらえて鳴らし切ります。だから、ピュアオーディオと違って色付けが強いということでしょうけれども、気持ちいいほどいろいろと「聞きたい音」が素直に出てきます。

 やはりエア本さんは頭がパーンしていると、そしてこのAVアンプいい音とすると、ふたつですが、またひとつ確信させていただきました。