2016年10月14日金曜日

アナログ接続のCDプレーヤーから入るノイズに悩まされた話

 ども。名誉会長です。

 プアオーディオ派として安いプレーヤーしか買っていないのです。すると、まあなにかしらからノイズが入ってきます。うーむ。悩ましい。ノイズ、好き!とはいえ。

 アンプはvz555esという機種ですが、最初はこれにノイズが入ってくるのかと考えていました。しかしどうやら原因は、アンプとプレーヤー双方にあるようです。

 まず、vz555esに限らず、民生機はA/D変換が弱いです。いやそもプロ用でもA/Dに満足できるかと問われたら相当苦労はみんなしているはずです。だから、A/D変換はそれなりにメーカーから離れてクリエイティブ方面でも難しいものです。

 そのうえ、アナログ接続で接続したSP502からは、その脆弱な電源を通じてアンプにノイズが入ってしまいます。

 CDプレーヤーのスイッチング電源が外来ノイズに弱いため、電源対策を可能な限り突っ込んだアンプにアナログ接続したときに、プレーヤーを通して、スイッチングノイズ(プチプチというスパイク音)とか、工事の振動ノイズ(ビージーガー、という音)などが入ってきます。こうすると、いくらアンプがよくても、結局ノイズに悩まされてしまいます。

 そういうわけで、プレーヤーからデジタルでvz555esに送り、555でCDDA専用のD/A変換をしてもらって、ああ、結構いいねこれ、というところに落ち着きました。

 が、しかし、やはりスイッチングに特徴的な周期的ノイズが入る!非情にもモーターによるノイズ混入もあるぞ。うーむ、ICは特定できているから、いっそこのICを変えてみようかしら。 むむぅ。でもONKYOの元の値段が高いやつは、問題のプレーヤーを使ってもノイズが入らなかったりして、民生機はこれだけあれば相性も多少出るものかというところで納得しました。

 でも楽しいです。ぶっちゃけMOTUの828遠慮なく使えば何の問題もなかったりしますが。それは使わないルールで遊んでいます。

 これもこれで、最大音量にしたときに900STで試聴して発生する問題です。普通に音量絞ったり抵抗適正にして使う分には全く気にならないと断言できます。極限で多少どうにかしようと試行錯誤しているだけです。それが楽しい。

 それでも、ひとつでも穴があるとたしかに工事中に電源が影響を受けたりするので、 電源にこだわる人の気持ちはちょっとだけ分かりましたが、これも単に安物買いの災いです。あいかわらず作る方に関しては適当にゲートしたりソフトウェア上で改善が可能だというところで、ことこだわるのはオカルトだと思っています。極性はそろえるけどね。

 vz555esはA/D変換が弱いといいましたが、これはDSPのことをいっています。これも、D/A変換は素晴らしいのですが、なにも接続せずに音量を上げるとサーっというノイズが気になる人には気になります(最も、オーディオのストリームが最小音量以下になって途切れるとゲートでゼロにしている模様)。そんなときに、「アナログピュアネス」という機能があり、プレーヤーのアナログ出力がよいものであればアナログで接続して、アナログダイレクトボタンをポチっと押すとDSPの電源は落ちて、全くノイズが入らなかったりして。なんだか不思議ですが、こういった現象すべてひっくるめて「相性」が多少あると思います。