しかし、どうも長い所感の表明はソ連流のレセプションのひとつらしく、ブレジネフさんも来日時に淡々と話しています。スターリン後のしばらくを経て、ダーチャ(ロシアの別荘みたいなもの)を1億人に支給したり、何かとご自身もソビエトの「労働者」として、労働者の意欲高揚のため寛大な政策を行ってきた人物でした。
こうやって動画なんか漁れると、世界史の勉強なんかしていて名前と功績だけでてきたときの無味乾燥な感じを回避できて良さげですね。ホーネッカーと濃厚なキスをしている風刺画から、今日に至るドイツとロシアとの関係に思い馳せるのも、記憶の定着のために「なぜ?どうして?」という理由がみえてくるので、良い刺激となるでしょう。当時のドイツは東西に分裂し、東独は社会主義体制を敷いていたため、ということですね。