S-Master (sony)を集めております。東京に出た頃から、貧乏していたこともあって、大音量で聴くことはないのですが、このアンプの端子を付け替えたらうまいことマイクプリにできるかなと思います。逆にするわけです。
それ相当にノイズはあるけれども、正直録音ってノイズは乗るものなので、これでかなり満足です。
これ一応故障品のSACDだったけれども、一度自分で直してしまいました。そのあと、ちょっとドライブの調子悪くなったけれども、300円くらいでDVDドライブ買ってつけちゃえばいいんですよね。
S-Master、2000年代の最初の10年で初頭のものでは、おそらく耳で聞いて「SN比が悪い」と感じると思います。ノイズが乗る、とかいわれるかもしれません。結論からいうと解決(というか補正ですね)可能です。これは原因が二つ。
まず、DAと(これすごいですよね、パワー)アンプが同じ出力になっていること。全くの同時進行です。逆に、こんな状態でよくまあ、あそこまで低ノイズ化ができてしまうのだなあ、と感心してしまいますし、デジデジな自分の頭だと、このやり方は思うところありますが。
次に、小音量時の高域特性が大音量時の構成と均一であること。録音時には、ゲートやローパスをかまして補正が可能です。回路が常にフルテン解放されているのだな。
立ち上がりが速くデジタルな音、といわれるかもしれませんが、私はむしろDAに関しては90年代のアナログ特有のシルキーな歪みに近いと思います。とても個性的です。しかしパワーアンプからアナログ直結というのがすごいなあ。今や小音量時のローノイズを楽しむヘッドホンアンプの人気商品ですよね。
ということはラインから出力すると何のノイズもないクリアなサウンドが実際得られたのでした。いやはや。
ここでも、フラットケーブルは罪深いですね。例えばCDドライブならそれで、オーディオ用からPC用まで大まかな規格や作りは似ているけれども、狭ピッチのフラットケーブルは本当に自己中でまあ各社バラバラですねぇ。せめて配列書くとかさ、時間ないのかな。
そして、気がついたことがもう一つあります。韓国製のドライブは寿命が長く、一方で日本製は「CDトレイ開かず再生できません」でおなじみのジャンクが並んでいます。サムソンはベトナム製モーターを組み込み、日本のオーディオはミツミ製の高性能モーターを組み込んで、この違いです(ベトナム製のやつはなんかこう異国情緒あふれてる)。原因は日本の義務教育に出てくるあのゴムプーリーです。韓国製はプーリーを使っていません。