実はもう一枚手に入れました。デジタルでは集積回路のピンが100以上あったりして、正直ビビるけれども。
・ステレオ信号ならさらに縮約できる
リスニング環境を考えたときに、DSPもいらないでしょ、とかいっていくと、本当に使うパーツは減っていきます。これで超高級機の音を3000円(ニーキュッパトかすげえな)で出したピュア界のK-POPスターがLepaiで、聞くのに関してはその評判はガチだと思います。案の定バカチョン系なので、すごい雑な作りで最悪発火までするみたいだけれども、D級アンプをパワー段にまで持ち込んで発熱がまんま出たということだと思われます。
日本の大手メーカーの友人から聞いたのは、ここ数年は2chステレオ回帰しているという話です。例えば、ホームシアターのデジタル段では、エンコーダーの前後にどうしてもDTMでいうところのEQあとがけみたいになってDSPが入るので、そのせいで音質が劣化したり、192kHzに対応できないことが。だから、音楽聴くときはDSP切っちまえ、と考えるそうです。CD聞くだけとかなら、もういっそATAPIドライブ入れてAIMPとかに再生させときゃ限りなくシンプルにできそう。
そうこうしているうちに集積化が進んで、とんでもなく小型でローノイズなものが出てくるのですが、それだって結局単価がLSI単位になったということで、予算は下がります。
・アンプ
この先にアンプを用意するのですが、2010年頃からD級アンプやClass Aアンプのブームがあって、比較的環境は(今はちょうど)いいみたいです。いろいろ資材が手に入る。最近円高傾向で日本製品やネットMDがまた高騰しているのだけれども、これとか、いわゆるディスクマン(CD walkman)は、デジタルアンプ搭載のものがあります。これでも結構いけるのですが、概ね1000円以内。実は持ってます。
液晶つきでジャンクで売られているDVなんかもいいですね。液晶もアンプも手に入るし、高性能です。液晶も使えるし万々歳っすね。マイクロフォーサーズもいいね。
・アンプのノイズ
昔のs-masterは某国で出回っているものをいろいろ回路とかダイアグラム見ても、どこにもアナログの文字がなくて、出力もいい加減です。どれほどいい加減かというと、96kHzで出力するとほとんどノイズで、しかも異様な値が出ていてリコールにならないのが不思議な感じのひどさです。実際に、いろんなソースで、いろんな解析を打って試していますが、可聴帯域の外側の超高域で、かつてあらゆる場所でバカにされていた通りかそれ以上の「急峻な持ち上げ」があります。ぜひgetして(必ず、あらかじめローパスを20kHz程度でも入れてから)試してみてください。可聴帯域でもリングトーンに近い独特の歪んだ音です。
出力先も試してみましたが、ラインから出力してもこれなので、全部アンプを通っています。PCMなら、何らかのノイズシェイピングをしてから出力しています。ちなみに、世の中の音源は大抵PCMで作られています。DSDなんか知らん。
それでも、初段の出力を下げたら、あとは楽音が綺麗にあがって、ホワイトノイズの値は上昇しません。やっぱり最後は何らかの形で最小限アナログ通して音量だけコントロールするのがいいんじゃないかと思ってしまう。アナログか、そうでなければDSDやPLL系を一切やらなくても制御可能で普通に聴けるからそれでいいと思った。ただ、一般的にはダメでも、クソマスターは高域の補正に使えそうで好みです。そのまま行きたくなる音です。
どこかしらでアナログなりDAを通した方が好みになりそうだけれども、SACDとかこれで「いい音」と言い張っていたとしたら、ピュア界ってのは相当アレなんだな。
あ?何?DTMライターオススメのオーディオゲート?ごめーん、今DSDきいてるもんで聞こえないわー、後にしてくれ。っていうかさ、補正するなら聴けるようになるけれども、そういうの一切抜いて初心者に変な混ぜ物聞かせるとかク、ゴロというか、クズだな。
ただ、私はいくつか現実的な補正の指針があります。それは、アプコン含めたDSDなるものの理論値に騙されずに現実的に、ハイサンプリングなPCMを最終段に構成しておいて、そいつでローパスもやってDAする、というものです。実測値ではDSDよりも2448の方が包括的に考えて優れていて、ぶっちゃけそれ以上は、DSDはノイズです。周波数だけならまだしも、アンプ特性もひどいのが困る。
どうせ最後はアナログのローパスを入れるなら、デジタルで処理してからDAにした方がいいでしょ。工学も地に落ちたな。