新年ですね。コーヒー美味しいです。
【鏡音レン】 Ines 【オリジナル曲】 powered by ピアプロ
v4xです。最後まで聞いていただけると、8年前に敷いた英語に関するレンくんの伏線を力強く(?)回収するおまけつきです!w この部分だけのために昔のプロジェクトファイルからわざわざ見つけてきたのでした。v4xにも無難に溶け込んでくれたかなと。
チャンスであるということについての曲でもあり、同時にチャンスであることを積極的に煽っていくスタイルであります。そのふたつをお父さんお母さんがしかめっ面にならないように、公序良俗の範囲で小綺麗にまとめてみた感じです。最近ベタベタな感じがもっと自分で聞きたいので、ちょっとだけ聞いてドキドキできたらいいな、とも。
チャンスはピンチでもあります。大人になったらわかるのですが、奇蹟のカーニバルが開幕する瞬間の胃の痛さ、というものもあります。だからこれは、チャンスをモノにして大勝利して「夢を叶える」というような単純な曲ではないです。奇蹟のカーニバル、開幕だ!aa略
歌詞の中、突拍子もなく出てくる「きみは宇宙!」というのは、まず「ミス」であります。次に、大江健三郎先生の『われらの時代』という本を読むと、あんたはミッキーマウスだ!とか、そんな感じの文で、なんだかこういうものを取り入れたいと考えました。私は、学生運動などは好きではなくて、大江さんの昨今の戦後民主主義の体現みたいな活動家の側面には全く共感を覚えないです。それでも、若き日の大江さんの鋭利な感性と、やはり煽っていくスタイルを尊敬しております。そういう「技法」の部分を少しでも吸い取れたとしたら、嬉しいです。サルトルの気持ちがわかる人になりたいですね。鬼気迫る感じが出たかと。
音響に関しては、持てる技術全てをバックトラックとレンくんに注ぎ込みました。まあでもね。そろそろ己を高める段から、精進落としかなあ、みたいな感じではありますね。
あれまあ今もお美しいのにさらに美魔女目指されている下田さんのリサーチを通じて、教条的にならない程度に言葉を贈るように選び、また、かねてから要望がありつつもボーカロイドの鏡音リン・レンと重ならなかった「音域」に関して下田さんによるメディアを通じた示唆への回答も、技術的な進捗に合わせて提示した形です。なので、今回は声がいつもより低いところ、つまりニンゲンが歌える範囲で、レンくんが歌唱していると思います。ちゃんとその狙った音域で歌えているのがすごいですよね。いや私ではなくてレンくんがね、いやー。昔は制約が多かったけど、そうやって苦しんだそれもこれも、v4xでまたガンガン楽しい思い出になって、それこそびっくりぽんですね。最近の下田さん磨きがかかって冴えてますね、すごい。コミュニケーションっていえてないですね。マズいですよ社名は!
そして時間を守った!えらい!大人!
まあ小難しいネタはこの辺にして。引き続き10日に向けて作業していこうと思います。
あけましておめでとうございますー!ことよろ!軽い。明るく楽しい年にしましょう。