2015年12月7日月曜日

蝸牛考、方言周圏論、アホバカ

 手っ取り早くいうと、佐々木俊尚先生のこの紹介は、少し強引です

 柳田は「学術」として受け取るには誤認して論を進めている部分も多いのです。したがって、単純にその理論を受け取っては誤認を引き受けてしまいます。そのときに、タイトルに示したこれらの問題が具体例として、しばしば紹介されます。

 そのような背景から、現代において方言周圏論は相当程度「議論がある(しかも研究の総本山でそういう認識が共有されている)」ことと認識して、その意図を添えるなり、考える必要があります。多分それを知っておかないと成城でフルボッコになります。ことを面倒にしている話なので、研究者の方々が気になる部分だったりします。逆に、これを質問すれば丁寧に教えが頂ける部分でもあったりして、まあいろいろとあります。

 私自身、少し整理してしまったため資料を引っ張り出してくるまではいきませんが(これは本当は一番よくない。。)、こういう議論もあるというところでひとつもののはなし程度に。