2015年11月18日水曜日

ハイレゾ

 ハイレゾは、賛否両論あるけれども歓迎です。

 シンプルにいうと、ハイレゾとされる入れ物に入っていないと、音量が規格にとどまらないから音が悪いです。この問題があって、これがMP3などの圧縮音源に関する「聴き手」と「作り手」どちらにも共通してデメリットになります。これが、ハイレゾ的なものだと解決します。作る側としては、ピークメーターを監視するのは非常に苛立たしいと思います。ここでいう作る側は主に「原盤」の関係ですが、まあいいんですよ。

 音量が問題になる。周波数とかそういうものを解説する前に、ここを提示できないから、何やら音がよくなる怪しい水みたいなものが先行してしまって、いまひとつに感じるのでは。すっごくいろいろいいたいけれども。

 結果論として意外と広まっているので、もう少し真面目に考えてもよさげなもんだけど、どうなんですかね。CGMの音楽は、MP3やMP4で曲を聴いた分だけ、後でピークメーターをその時間分かそれ以上きっちり監視するという恐ろしい罰を受けていたと思います。


---------------------------


 細かいことをいうと、なんで圧縮やディザに合わせて音量整えるとか余計な作業増やすんだよー、という話ですね。だからダメなんだよ。10年分程度無駄になってる。それでも、映像があるのだから、圧縮規格に合致させていかなければいけないのだろうなあ、という話もあるか。今考えているシナリオは、「ある程度」まで合わせた後の念入りで-2dbにしておいて、単体で聴くときにリミット外して2448とか2496なら嘘がないし、努力義務果たしてるという解釈。-2dbでも音圧間それなりに担保できる感じに技巧派にはなってきたけれども。

 これって、

  あのアーティストはカバーが多いから駄目
  あいつはCDに握手券つけてるからアウトだ
  存在している時点でこいつの曲は買わない

 みたいな瑣末な問題ではなくて(いやいや、そういうことをいっていた時期もあるけれども、坊やだったと反省すべき)、音響に関する極めて思想・哲学的な重要問題で、これに関して私は過激派です。当該問題の解決のためなら、下に何も身につけず空も飛びます。いや大人だからそんな過激なことしないけど。むしろ、してもいいのよ。

 そんな与太話してたら少し先が、見えてきませんか?それともまた堂々巡りか。