2016年4月1日金曜日

エイプリルフールは終わった

 まずこれだけはいいたい。テトさんお誕生日おめでとうございます!

 私の場合、家族、他の人間ないしキャラの誕生日、恋人の誕生日も一切覚えていませんが、テトさんだけは覚えております。そういう人はスケジュール管理に問題があるというか、管理に問題がなくても遊びがなくてモテないので、ちゃんとこまめに気遣い心配りした方がいいですよ、本当にね、ええ。

 そんなことよりこのタイミングで表皮効果の話していいですか。

・表皮効果と透過特性
 モンスターケーブルを愛用しています。どういうわけか「音がいい」のです。これは別にプラシーボ効果ではなくて、周波数帯域別に応答特性に変化をつけていて、それが私にはとても好きな音という認識が出来るからです。そこで用いられているのが、表皮効果であったりだとか、特に電気的特性と線材に関する話です。

 よくよく考えてみていただきたいのは、電磁・物理特性を駆使した特殊な配線方法に限らず、こと個人でやるには半田付けからしてもう面倒なので、ギターシールドくらい金出して買った方がいい、ということです。時間を考えると果てしなくコスパ悪い。

 ちなみに、モンスターは自分で買ったわけではなくて、某S井さんから事実上借りパク状態です。なんか結局なーなーにしていくと、自分から出て行くものを含めて諸々、贈与交換になっているのは面白いですね。江戸の仇に長崎で会うような話ではありますが、それくらいのガサツさ、ってのが恩を仇で返し続けていていいじゃないですか。たまに位相反転しそうですよね。あれ、仇が恩で返ってきやがった、フザケンナ!みたいな。

 基本ベルデン派なので超保守主義者だけれども、モンスターケーブルが何かプラシーボだとかプラセボだというなら、何か悲しくなる話です。毎回槍玉に上がるんですよ、某じゃっぷのGZモードではドクタードレのヘッドホンとかに合わせて散々オカルト扱いだったけれども、それもどうだろうね。

 銅から鋳造しようぜ!

 不純物混ぜつつ、せっかくだからこの銅で10円を。銅だけじゃなくてもいいけど。一方で、あんまり制御可能な領域を技術者側で拡大してユーザーの入る隙を奪う場合、お前より俺の方が数学できるから余計なことするな、という一言を加えたいですね。まあ冗談だけど、昔は石ころ自販機に入れると10円出てくる程度にテキトーに社会が回っていて、タバコも170円とか180円だったんですよね。インフレが進んだのではなくて、増税して私腹を肥やしてんだよあれは。喧嘩売っちゃいけないか、うむむ。

 スピーカーの最適化というかキャリブレーションも、別に1bitでスピーカーの伝達特性までコントロールして、みたいな話にしなくても、脳みそで補ったり、あるいは自分で位相の調節しちゃえば終わりじゃん。そんな細部に神は宿るのかね。

・展開
 もっと簡単な方法があります。スピーカーのコーンの外側に、紙の付箋をつけます。あるいは、ハニカム構造の蓋を付けてみるのもアリです。これって要するに強引な反射のコントロールで、音が変わると思います。いいか悪いか好みかどうかは、まあ棚上げで。ここから展開していくと、話は見えてきます。実際の音波では振動なんかも扱うから、必然その捉え方では「力」の話にも近づいていくことは想像できますし、実際そうなっているので。

 では、回路に戻ると、やはりD級でもA級でも終段にピーピー鳴いている発振を抑える必要が出てきます。そのときにセメント抵抗?(あれなんか色々雑で面白いです)だったりとか、あるいはコイルを入れてあげます。昇圧をするわけではなくて、これも高周波の透過特性のコントロールです。音が変わります。というか、変わらないと耳に悪いので。

 スピーカーと回路で二段に構えるという手もあるけれども、厳密でなくても工夫はできます。統計を取らないと気が済まない変な人もいるけれども、そんなものはどうでもいいです。ここで理解できるのは、曖昧ながらも出音の性質を、周波数別にコントロール可能だということです。飼い慣らせます。DSP使っていいなら、そっちのが好きですよ。いつもやってるし。

 あるいは、ドラマーがスネアを前に出したりキックを前後させたり、というところですでに物事は始まっています。プロはプロに任せる、信頼するということも重要なことです。とても重要。

 まあだから、何でもかんでも都合の悪いところをスピリチュアルとレッテル貼り付けるのもどうかと思いつつ、よく構成のわからんACケーブルを「高い」ものに変えたらDC段で音が変わる、というようなレベルの構成だったら苦労しないよとも思う。

 でも、餅は餅屋でいいです。クソみたいな説明書ついた家具組み立ててると、組み立て済みでもコスパいいんじゃないかって思います。工数もコストよね。

・インターネッツに演じ手はいるのかな
 話が変わりますが、インターネットカラオケマンというけれども、じゃあ従来の「歌手」や「アーティスト」って、テレビカラオケマンとなんか違うのかな、とか思うんだけど。そんなことより俳優さん出てこないかな。あるいは演技に注目が集まっても面白そうだけれども。

 テレビから出てきてインパクトがあるのは、(久本さんや柴田さん的な「女優」はちょっと置いておいて)俳優さんじゃないですかね。そのときは、脚本とキャスティングに呼んでほしいです。圧倒的に個人的なつながりで各界のひどい人を出していくというストーリー展開が見えるぜ。

 そのね。まあいいんだよ君達がその保守的な当たり障りのないCMで何か効果の不鮮明なものをやるのは。でもね、国際舞台に打って出るにはこう、何かこう、インパクトがないんだよなこう。インパクトが。こうミックスなんかこうね。ミックスがね。インパクトがないっていうか。たるんどるな。何年逃げ続けるの?こうインパクトがさ、ね。インパクトが出たらもう何でもいいんですよ本当に。インパクトがね。こう。こうもっとこうインパクトみたいな。

 シナリオがたるんどるな。そしてこう煽りが、ダメねこう、もっとねこう。キムジョンイルみたいな家制度と結びついた東アジア的なサヨッキーは知らんけど、ヨーロピアンな伝統左翼のアジテーションっていうのはさ、何かをたてるために誰かの弱みに付け込んで理論武装して貶めるんじゃないんですよ。君は宇宙だ!きみはミッキーマウス!まだいける、まだまだいけるぞ!っていうこうね。辛いときには寄り添いながら引き出して、バーっとこうあれよ。インパクト。でみんなハッピー!ってところでしょ。なにやってんのさ。批判してんの?へー。

 こうさ、だからインパクトがさ。

 で、諸君はなんだ、そんなつまらないところで終わるのかね?演技をテレビマンとして極めて奇人扱いされて終わる。まあ無難で良いね。それが限界か?それで、いいの?ん?