2016年2月5日金曜日

時すでに遅し そしてライブとスタジオの関係

 1bitアンプもs-masterも、もう店頭に一個もないじゃん!w

 びっくりした。次は、流出していくのはカセットデッキだな。

 で、やっぱりスタジオ盤という思考が抜けるのは嫌ですね。

 ライブのように物理的に拘束されてしまえば東京に一極集中します。オリンピック前に施設の改修や警備が厳戒になってしまうので、ライブが減るという話は以前から噂話にはなっていますが、これも東京でやっているからこうなります。(地方の施設は改修されなくてもライブがなく、また東京で警備が厳戒になっても、実際には例えば地方でアイドルが刺されたりしたことには留意すべきです)

 もう一つは、結局のところ、スタジオ盤を作るだけの技術やセンスを持つ人は、そんなにいなかったということです。そして、大企業のレコスタにいたのは無能なバカだけだった、と。逆にいうと、人事やスカウトが使えない、機能していなかったことの査証なんだよなあ。ここはDTMに自信持っていいんじゃないですかね。打ち込まなくてもDTMで生楽器のサンプルを扱う人が、リアルの音響に即応できるのは当然です。もちろんレコーディングをすればマイクを立てるところからですが、そこはPAとスタジオ業務のクロスオーバーなのだろうと考えられます。決してアーティストにはなれないけれども、マイク立てたりトラックダウンしている人が握手会をする需要も、微妙っすよね。もっとこうイケメンや綺麗なお姉さんが表に立っていて欲しいじゃないですか。

 アーティストやアイドルと握手できる、声優さんにお渡ししてもらえる。こっちの方がライブ的でいいですね。本当、気分だけど。いちいち同人即売会とか店頭いって、遅漏でいけてもいないおっさんの私と握手したいだろうか。ないでしょ。全盛期、8年前にモテモテだったかどうかは知らないけれども、やっぱり暗くて皮肉屋で自信の無い仕事もまだ半端で資力も乏しい20代とか、ダサいしなあ。しかも遅漏だし。遅漏は関係ないか。腰痛と痔も、いやきりがないけれども。

 これが、もし表に出てくるのが生駒里奈さんとかだったら、YATTA!ってなるじゃないですか。そういうことをいいたいんですよねー。でも、美男美女に会って(CDなりなんなり)持って帰って聴いたコンテンツがアレだったら、なんか誠実さがないじゃないですか。裏でアートしてないのもこれまたセンスなくてダサいし。それで夢が叶うっていっちゃう人もあるわけですよね。だったら、せっかくの有望な人たちも製紙工場とかに流れていっちゃいますよ。そしてもう二度と音楽なんか聴いちゃくれないのよ。チンカス上司の命令聞いて便所の紙作ってそれどころじゃないから。

 レンきゅんはモテていた。ちょっと羨ましかった。だからそういう意味でも、レンきゅんは現場でマイクを立てない、と思うんだけどどうかしら。最近では乱数Pさんがマイクを回すパフォーマンスをしていたので、ぜひニコニコで稀になった神に遭遇されることをお勧めいたします。

 もちろん、アーティスト的な人もいます。事務所入ってるよー、みたいなの。20代前半でそれくらいの経歴でマスタリングまで自分でやってる、そんなわけないのだよなあ。っていうかクレジットも入れないのは何だろうって思うけれども、それは、それというか、まあそういう世界の人もいるものはいるので。随分真剣ですね。

 ただし、PA的なセンスと、コンテンツのミックスやマスタリングは異なります。正直に申し上げます。PAの方が偉いです。しかし、上位相互ではないです。分業すべきなのに、自分で全部やろうとするのはどうかと思います。しかしここは理屈の上ではもう少し真剣に考えていいところです。この些細な違い、考えたか考えなかったか、が、意外と生死を分けます。

 もうひとつは、リーダーのところにリーダーや経営のわかる人が何人も集まっても、またそういう人を育成しても、自分の方は何もいいことがないということです。しかし頭を使うやり方では強力なリーダーが生まれてくるらしい。らしいというのは経験則だけれども、それでうまくやってる人がかなりいて、まあやりすぎれば教育者的な話になっちゃうのかなあ、っていうところですねえ。