2015年11月11日水曜日

どさくさ➕ひんしつ➕おしらせ


 以前に作った曲の位相を整え、MP3でもクリップせずに楽しめるように音量や音圧感を調整して、数日〜数週間おきにピアプロにうpしております。アーカイブ目的もありますが、以前より聴きやすく仕上がりました。お聴きいただけたら嬉しいです。返信とか滞っている件、大変申し訳ございません。ツイートでのご紹介、それにピアプロさんからのご紹介も、ありがとうございます。全て目を通しております。






【桃音モモ】 どくだみ 【オリジナル曲】 powered by ピアプロ


【重音テト】 ちかくてとおい 【オリジナル曲】 powered by ピアプロ


【桃音モモ】 えんとつ 【オリジナル曲】 powered by ピアプロ


【桃音モモ】 知りたい 【オリジナル曲】 powered by ピアプロ


ふうせん powered by ピアプロ

 「ふうせん」は音圧が低いですが、これはお試しで、比較的新しい規格で-13LUFSを試しました。私は工学に関する考え方では、安全性を優先します。その点からは、家庭用アンプの出力考えると、音量が小さすぎるために、再生機器の音量を上げすぎて突発的なピークを出しそうで危険な領域ではあります。

 もうしばらく続きますので、よろしければたまに覗いていただけたらと。

 以下、手直しに当たって幾つかの指針を。

・道具としての品質
 品質の管理と、最近では定型のマスタリングという形で行われる品質の「担保」も重要であると感じます。それは、半端なものではメインストリームや法人業務の牙城を崩すことはできないからです。この傾向を明らかにしたのは、音に関してはムネオハウスからのムーヴメントであり、映像に関しては自販機先生、Oikawa先生、それにわかむらPさんといった方々でもあります。

 ここでは、音に関することに焦点を当てていきます。

 ミックスから上がってくる時に、マスタリング時に必要な情報は、

  1. 別トラックでの「スネア」と「キック」
  2. 楽曲のテンポ情報(BPM)
  3. 楽曲構成と留意点、調の情報

というものになります。エントリーシートにこれ3つだけあれば十分ですが、1. に関しては守られた試しがなく、やっていることも複雑で説明するのは難しいと思います。場合によってはミックス時のトラックやボーカルの修正などもマスタリング側で行いますが、こういった例外は多々あります。求められたら大したことではないので、半日程度みて、やりましょう。

・最終音量と音圧
 大変重要なことなので何度もいいますが、上げることも下げることもできないと品質を決定することができないので、両方身につける必要があります。その上で、さらに前提として指針を持ち、それを他者に説明して、実際に聴感上でも確認が可能であれば、なんでもいいと思います。「顧客の要求」と需要筋の「空気」を読んで、落とし気味にしたりあげ気味にしたりを決める必要があり、答えはありません。例えば、クリップしてるからオンアツガー、という人も、クリップまで含めて曲だという人もいるし、本当に色々な解釈があり、どれも正しいのです。私も迷いがあります。先輩後輩の手伝いを全国流通もさせたり、自分ではオリコンでもランクインしたけれども、正解は時と場合によるので(もっと言ってしまえば、他人に一任することもあるのです)、未だにわかりません。CDとMP3でも違うし、ファイルの形式も色々ですから。

 音圧を下げるにしても上げるにしても、アナログ歪みを使わなければならずにジレンマを感じることも結構あります。ほとんどはMP3など圧縮音源の低ビットレート時の挙動の不正に問題があるのであって、制作側には瑕疵はありません。圧縮規格を作ったエンジニアと、それを容認・積極流布した企業・法人群の空気が諸悪の根源なのです。だから、余計なフィルタとか最近は極力避けて、計算上の整合性だけ取りたいのだけれども、まあそう、理屈どおりには、ね。まあそんなのどうでもいいじゃん、こまけーこたぁいいんだよ。

 てなわけで、向上心を忘れずに取り組んでまいります。

 今後とも益々お引き立て賜りたく存じます。

・予約について
 あと、鏡音リン・レンV4Xは英語版バンドルで予約しました!ワクワク。勝手にバナー貼っちゃえ!w



 実は、私は乱数Pさんのツイートを見て「予約開始」を知りました。クリプトンさんのツイッターアカウントはいっぱいあります。その中で、告知は主に「SONICWIRE」で行われたいたようです。予約はすでに開始されていて、お金も振り込めます。郵送で送られてくるそうです。以前に、例えば鏡音リン・レンを2007年に買って、08年にAct2の頒布に合わせて鏡音リン・レンのユーザー登録をしていると、今回発売される商品(日本語版と、日本語版に英語版がバンドルされたもの)のうち、ひとつを、割引のある優待価格で購入することができます。この処理は、クリプトンさんの方で自動判別してくれます。カートに入れてから「チェックアウト」とかいうボタンを押すと注文が確定するので、メールでやってくる「振り込め」というところにお金を振り込みます。

 私もそうなのですが、企業も情報源が分散しがちですね。多分「せーのっ」って一斉に情報を出すのでしょうけれども、流れていってしまうのも難しい。ピアプロブログはいつの間にか初音ミク公式ブログになっていました。初音ミク先生は偉大だ。

 ただ、製作も佳境であり、相当苦戦しているようですので、本当に告知された12月下旬に届くかどうか、それは分かりません。その辺りは、一般的な感覚としては、生暖かい目と信頼で乗り切る感じでしょうか。

 それにしても、こういう調整って一度やり始めると泥沼で。。